パテとは?特徴や似ている料理との違いをご紹介
作成日: 2022/01/18
パテというと、どのようなものが思い浮かぶでしょうか。ハンバーガーにはさまれている肉や、ペースト状の料理をパテと呼ぶことがありますが、同じ呼び名でもそれぞれ特徴が異なっています。
この記事では、パテについて調理方法や食べ方、似ている料理との違いなどをご紹介します。
パテについて
料理においてパテは2種類あります。フランス料理におけるパテと、ハンバーガーの具材としてのパテです。それぞれ特徴や調理方法が異なり、食べ方にも違いがあります。
フランス料理のパテとは
フランス料理のパテは、フランス語で「pate」と表します。本来、パテは肉や魚を細かく刻み、ペースト状にしたものをパイ生地で包んで焼いた料理のことです。
しかし、近年ではペースト状にした肉や魚をそのまま食べることも一般的になり、パンやクラッカーにつけて食べて楽しむ料理になりました。
テリーヌ・リエットとの違い
パテとよく似た料理に、テリーヌやリエットがあります。肉や魚をペースト状にするところまでは同じですが、四角い型につめて調理したものをテリーヌと呼びます。
リエットは豚肉をラードなど脂で煮て潰したあと容器に入れて固める料理で、パテやテリーヌとは調理方法が異なります。
それぞれの違いについては、こちらの記事でもご紹介しています。
・鶏ひき肉とレバーのパテ
鶏レバーのリッチな風味を楽しめるパテです。ハーブやスパイスによって肉の臭みを消しているため食べやすく仕上がります。生地に加えたくるみの食感がアクセントになっています。
ハンバーガーのパテ(パティ)とは
ハンバーガーのパテは、英語で「patty」と表します。ひき肉などを練り、円盤状にして焼いた料理のことを指します。バンズにはさんでハンバーガーとして食べるのが一般的です。
ハンバーグとの違い
ハンバーグは作るときに、つなぎとして卵やパン粉、玉ねぎなどを使用します。
一方、パテはつなぎを使用せずに肉と調味料のみで作られています。材料や作り方がシンプルなので肉の濃厚な旨味が引き立ち、バンズとよく合います。
・切り落とし肉パテハンバーガー
牛切り落とし肉を使った手作りのパテをはさんだハンバーガーです。ボリュームがありジューシーな牛肉のパテを楽しめます。お好みの具材をプラスするのもおすすめです。
パテにはふたつの種類がある
パテには、フランス料理とハンバーガーに使われるものと2種類あります。このふたつは調理方法に違いがあり、食べ方も異なる料理です。どちらも素材の旨味を楽しめる濃厚な味わいが特徴です。
手作りするのは難しいと思われるかもしれませんが、ご家庭でも作ることができるのでご紹介したレシピを参考に挑戦してはいかがでしょうか。