ダルカレーはどんな味？特徴や作り方をご紹介

ダルカレーとは？

ダルカレーは、豆を主成分としたインド発祥のカレー料理です。ダルとは、インドで豆類を指す言葉であり、カレーと組み合わせることで、栄養豊富な一品になります。

このカレーは、インドやネパール、パキスタンなどの南アジア地域で広く食べられており、そのシンプルながらも深い味わいが人々を魅了しています。

ダルカレーの基本情報

ダルカレーは、レンズ豆やひよこ豆、ムング豆など様々な豆を使って作られます。これらの豆は、たんぱく質や食物繊維が豊富で、健康への意識が強い方々にも好まれています。

ダルカレーの起源は古く、インドの伝統的な食文化の中で育まれてきました。豆の種類や使用するスパイスによって、地域ごとに異なるバリエーションが存在します。

ダルカレーはどんな味？特徴をご紹介

ダルカレーは、豆の優しい甘みとスパイスの香りが特徴的な料理です。辛さはレシピによって調整され、辛口から甘口まで幅広い味わいが楽しめます。

カレー粉、クミン、コリアンダー、ターメリックなどのスパイスが使われ、これらが複雑ながらも調和のとれた風味を生み出します。

他のカレーと比べて豆を主体としているため、よりヘルシーで食物繊維が豊富なのが特徴です。また、豆の種類によっては、鉄分やカリウムなどのミネラルも多く含まれています。

ダルカレーはどんな豆を使うのか？

ダルカレーには、レンズ豆が最も一般的に使用されますが、ひよこ豆やムング豆、ウラド豆など、さまざまな豆が使われることがあります。それぞれの豆には独自の風味と栄養があり、カレーの味わいを豊かにします。

ダルカレーの食べ方

ダルカレーはご飯の他、ナン、チャパティなどのパン類と一緒に食べるのが一般的です。インドでは、手を使ってダルカレーをパンにつけて食べることが多いです。また、サイドディッシュとして野菜のピクルスやヨーグルトを添えることもあります。

ダルカレーの作り方

ダルカレーは自宅でも作ることができます！
食材を揃えてぜひ一度本場インドの味を味わってみてください。

材料【2人分】

ごはん・・・・・・・お茶碗2杯(300g)
レンズ豆[乾燥]・・・・・1カップ(170g)
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・1個
トマト・・・・・・・・・・・・・2個
にんにく・・・・・・・・・・・1かけ
しょうが・・・・・・・・・・・1かけ
オリーブオイル・・・・・・・大さじ3
クミン[ホール]・・・・・・・小さじ1/3

☆スパイス
カレー粉・・・・・・・・・・大さじ1
チリパウダー・・・・・・・・小さじ1
ガラムマサラ・・・・・・・・小さじ1/2

★調味料
水・・・・・・・・・・・・・・100cc
砂糖・・・・・・・・・・・・小さじ1
塩・・・・・・・・・・・・・小さじ1

手順

①レンズ豆はさっと洗い、水に15分ひたして水気を切る。

②玉ねぎはみじん切りにする。トマトは1cm角に切る。にんにく、しょうがはみじん切りにする。

③鍋にオリーブオイル、にんにく、しょうが、クミンを入れて弱火で熱し、香りが立ってきたら玉ねぎを入れて透き通るまで炒める。

④3に☆を加えて弱火で1分程炒め、トマトを加えて弱めの中火にして、さらに3分程炒める。

⑤4に★、レンズ豆を加えて、煮立たせ弱火にしてふたをして豆が柔らかくなるまで30〜40分程煮る。

【ポイント】
途中、豆の様子を見ながらかき混ぜましょう。

⑥器にごはんを盛り、5をかけて完成。

【ポイント】
バターライスや、サフランライスにも合います♪

また今回ご紹介するレシピは以下のページで動画でも確認できます。
よりわかりやすく見たい方はぜひチェックしてみてください！

ダルカレーは本場インドの隠れた一品

ダルカレーは、その豊かな味わいと栄養価の高さで、世界中の食卓を彩っています。今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひ自宅で本格的なダルカレーを作ってみてください。

また、様々な豆やスパイスを使って、オリジナルのダルカレーを楽しむのもおすすめです。これからもダルカレーを通じて、インド料理の奥深さを探求していきましょう。