DELISH KITCHEN

リモンチェッロとはどんな飲み物?爽やかでおいしい自家製レシピもご紹介♪

作成日: 2024/04/23

イタリアの太陽をたっぷり浴びたレモンから生まれるリモンチェッロは、世界中で愛されるリキュールの一つです。この記事では、リモンチェッロの魅力を余すことなくお伝えし、自宅で簡単に作れるレシピもご紹介します。

​​こちらの記事でご紹介する内容、レシピは、アルコールを含む飲料に触れています。
未成年者の飲酒は法律で禁止されています。

目次

  1. リモンチェッロの基本知識
    1. リモンチェッロとは?
    2. どんな味わいがするの?
    3. イタリアではどんな時に飲むの?
  2. リモンチェッロの楽しみ方
    1. ストレートで飲む
    2. ノンアルコール飲料で割る
    3. アルコール飲料で割る
    4. アイスにかけて食べる
  3. リモンチェッロの作り方
    1. 材料【おおよそ3L分】
    2. 手順
    3. 詳しいレシピ動画はこちら
  4. リモンチェッロはイタリア生まれの爽やかな食後酒のこと!

リモンチェッロの基本知識

リモンチェッロの基本知識についてご紹介します。

リモンチェッロとは?

リモンチェッロは、イタリアのアマルフィ海岸やカンパーニア州のナポリ湾周辺のカプリ島、ソレント半島など、レモンの名産地で生まれたリキュールです。

アルコールにレモンの皮を漬け込み、その後砂糖水を加えて作られます。黄金色が美しく見た目にも涼しげで爽やかなお酒です。イタリアでは家庭でも手作りされることが多く、地域によってさまざまなレシピが存在します。

どんな味わいがするの?

リモンチェッロは、レモンの爽やかな酸味と甘みがを感じられる飲料です。アルコール度数は約30%前後と高めですが、冷やして飲むことでアルコールの刺激が和らぎ、フルーティーな香りとスムーズな口当たりを楽しむことができますよ。

イタリアではどんな時に飲むの?

イタリアでは、ディジェスティーヴォ(食後酒)として飲まれることが一般的です。食事の後にリラックスタイムとして、または家族や友人との集まりの際に楽しまれます。特に夏場は、その冷たさと爽やかさで暑さを忘れさせてくれる人気の飲み物です。

リモンチェッロの楽しみ方

リモンチェッロはストレートで飲むのが一般的ですが、カクテルのベースとしても優秀です。また、デザートに加えることで、普段とは違った楽しみ方ができます。いくつかのアイデアをご紹介するので、リモンチェッロの新しい魅力を発見してください。

ストレートで飲む

リモンチェッロは、冷凍庫でしっかり冷やしてからストレートで飲むのが最も一般的な飲み方です。冷たいリモンチェッロは、レモンの香りが際立ち、口の中で爽やかな風味が広がります。

ノンアルコール飲料で割る

ソーダ水やレモネードで割ると、リモンチェッロの風味を残しつつ、より軽やかな飲み口のカクテルになります。暑い日の昼下がりや、食事の前のアペリティーヴォ(夕食前の小さな習慣)としてもぴったりです。

アルコール飲料で割る

ウォッカやプロセッコ(スパークリングワイン)などのアルコール飲料で割ると、リモンチェッロの風味を活かしつつ、より深みのあるカクテルを楽しむことができます。パーティーや特別な夜に、おしゃれなドリンクとして提供してみてはいかがでしょうか。

アイスにかけて食べる

バニラアイスクリームにリモンチェッロをかけると、瞬時に大人のデザートに変わります。レモンの香りがアイスクリームの甘さを引き立て、後味はすっきりとしています。

リモンチェッロの作り方

自宅でリモンチェッロを作るのは、意外と簡単です。新鮮なレモンと少しの材料で、本格的なリモンチェッロが楽しめます。ここでは基本的な作り方をご紹介しますが、お好みで砂糖の量を調整したり、漬け込む期間を変えたりして、自分だけのリモンチェッロを作り上げてください。

材料【おおよそ3L分】

・レモン[国産] :10個
・ウォッカ :1000cc
・砂糖 :600〜800g
・水 :1000cc

手順

①レモンはよく洗い、水気をふきとる。両端を少し切り落とし、皮をピーラーで薄くむく。
【ポイント】レモンは皮の部分を使うため、無農薬でワックス不使用のものを用意します。白い部分は苦みとなるので、黄色い部分のみ使用してください。

②煮沸消毒した保存びんに、レモンの皮、ウォッカを入れる。1週間〜10日ほどおく。
【ポイント】保存びんは1.8Lのものを使用しています。保管場所には注意し、絶対にガスまわりなどの火の近くにおかないでください。涼しい場所で保管してください。

③②の液体をこし器でこし、レモンの皮を取り除く(レモン液)。
【ポイント】レモンの皮が白くなり、液体が黄色くなっていることを確認しましょう。

④鍋に砂糖、水を入れて中火で熱し、砂糖が溶けるまでひと煮立ちさせる。火から下ろし、完全に冷ます(シロップ)。
【ポイント】砂糖の分量はお好みで調整してお作りいただけます。

⑤レモン液にシロップを加えて混ぜる。煮沸消毒した保存びん(冷蔵庫で保存できる大きさのもの)に移し、冷蔵庫で1週間〜10日ほどおく。
【ポイント】ストレートで飲むのが一般的ですが、ソーダ割りやお好きな割り方でお楽しみいただけます。

詳しいレシピ動画はこちら

自家製リモンチェッロの作り方をもっと詳しく知りたい方は、こちらのレシピ動画をチェックしてみてくださいね。プロの技やコツを学びながら、自宅で本格的なリモンチェッロを作る楽しさを体験できます。

リモンチェッロはイタリア生まれの爽やかな食後酒のこと!

リモンチェッロは、イタリアの暖かい気候と豊かなレモンの恵みから生まれた、世界中で愛されるリキュールです。この記事でご紹介した楽しみ方やレシピを参考に、自宅でリモンチェッロを楽しんでみてください。きっと、新しいお気に入りの飲み物が見つかるはずです。爽やかなリモンチェッロで、日常に小さなイタリアの風を吹き込んでみませんか?

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