
マリボーチーズとは?おすすめの食べ方もご紹介!
作成日: 2022/06/17
デンマークを代表するチーズのマリボーチーズ。日本で見かけることは少ないので、あまりよく知らないという方も多いのではないでしょうか。
今回はマリボーチーズがどのようなチーズなのか、製法や味についてご紹介していきます。おすすめの食べ方もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
マリボーチーズについて
マリボーチーズは、サムソーと並んで有名なデンマークが原産のチーズです。セミハードタイプの比較的かたいチーズで、牛乳から作られています。
デンマークの島でもあるローランド島の町「マリボー」が名前の由来とされています。見た目は淡い黄色をしていて、断面に細かな気孔が散在しているものもあります。
チーズ専門店では、そのまま購入できる店舗もありますが、スーパーなどではあらかじめカットされたものが販売されています。
製法・味の特徴
デンマークのマリボーチーズは、いったいどのように作られているのでしょうか。気になる味についても説明していきます。購入を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
製法
マリボーチーズは、オランダのゴーダチーズの製法をベースに作られています。
温めた牛乳に乳酸菌と凝乳酵素を加えると、カゼイン(乳たんぱく)が凝固します。カゼインからホエイ(乳清)を除去したものをカットし、型に入れてマリボーチーズが作られています。
ゴーダチーズと違い、加圧させず自然の重みで型詰めしているので、細かい多孔質の生地が出来上がります。そのため、きめがやや粗く弾力性があり、加熱することでよく伸びる特徴があります。
味
クセが少ないためチーズ初心者の方でも食べやすい味です。わずかな酸味とおだやかな風味が特徴的なマリボーチーズ。デンマークのチーズでお馴染みのサムソーに比べてあっさりしており、モチモチとした弾力があるのもマリボーチーズならでは。
おすすめの食べ方
マリボーチーズは、加熱することでとろみが出てよく伸びる性質があります。そのためピザやグラタン、フォンデュなどの料理におすすめです。
やわらかいチーズなので、そのままスライスしてパンに挟んで食べるのも向いています。サイコロに切ってサラダに混ぜたり、おつまみにしたりして食べるのもおすすめです。
ワインにもよく合うマリボーチーズは、赤ワイン・白ワインどちらの種類でもおつまみに向いています。特に軽い口当たりのワインとの相性がいいので、チーズに合わせてワインを選んでみるのもよいでしょう。
クセの少ないマリボーチーズを料理に取り入れよう!
日本人には馴染みのないマリボーチーズ。実はクセが少なくて食べやすいため、普段あまり本格的なチーズを食べない方にもおすすめしたいチーズです。
そのまま食べてもっちりとした弾力を味わったり、加熱してとろとろになったチーズを楽しんだり、チーズの楽しみ方もさまざまです。いろんな食べ方を楽しめるマリボーチーズをぜひ試してみてください。