
捨てずに活用!かぼちゃの種の上手な下処理方法や美味しいレシピとは?
作成日: 2025/03/24
かぼちゃを買ったときに果肉に付いている「種」。ついつい捨てがちですが、適切に調理すれば食べられることを知っていますか?
この記事では、かぼちゃの種の取り方や剥き方、食べ方、さらにはデリッシュキッチンのレシピをご紹介します。種まで余すことなく、かぼちゃを上手に活用しましょう♪
かぼちゃの種とは?
かぼちゃの種は、かぼちゃの果肉の中心部にある平たい種子のことです。ついつい捨ててしまいがちですが、適切に調理すれば香ばしい風味とポリポリとした食感を楽しめます。
かぼちゃの種を果肉から取り除く方法
まずはかぼちゃの果肉から種を取り除く方法を確認しましょう。
①かぼちゃを半分または四つ切りにします。生のかぼちゃは硬いため、手を切らないように注意しながら作業を進めてください。
②果肉の中心部にある種をスプーンで掻き出し、ワタと一緒に取り除きます。ワタと種は、スプーンでこそげるようにするときれいに分けられます。
③取り出した種をキッチンペーパーの上に広げて、水分を取り除きましょう。
かぼちゃの種の剥き方
かぼちゃの種の殻はやや硬いため、殻をあらかじめ取り除いて調理したい方はこちらの2ステップをご参考ください。
①種をよく洗い、水気をしっかり拭き取った後、フライパンで極弱火で炒ります。焦げないように注意しながら、表面が少し茶色くなるまで加熱します。
②冷ました後は、キッチンバサミやペンチを使って殻を割り、種を取り出します。殻を割る際は、親指で開くようにすると便利です。取り扱い時は、器具に注意して安全に作業しましょう。
かぼちゃの種の食べ方
ここでは、かぼちゃの種の食べ方を3つご紹介します。
殻を剥いて食べる場合
かぼちゃの種は、フライパンで炒めた後に殻を剥いた状態であれば、そのまま食べられるほか、料理のトッピングとしても使えます。
オーブンを使用する場合
殻を剥かずに食べる場合はオーブンを使う方法があります。以下の4ステップをご参考ください。
①《下準備》オーブンを120℃に予熱する。
②かぼちゃの種は水で洗ってわたを取り除き、キッチンペーパーで水気をしっかりふきとる。
③ボウルにかぼちゃの種、オリーブオイルを入れて全体にまぶす。
④クッキングシートを敷いた天板にかぼちゃの種を重ならないように並べ、塩こしょうをふる。120℃に予熱したオーブンでカラッと乾燥するまで30〜40分ほど焼く。オーブンの温度を170℃に上げ、こんがりと焼き色がつくまで10〜20分ほど焼く。
【ポイント】
焦げないように様子を見ながら加熱しましょう。
※かぼちゃの種は、かぼちゃ1/2個分(50g)に含まれるものを想定しています。
詳しいやり方はこちら!
電子レンジを使用する場合
かぼちゃの種は電子レンジを使用して調理することもできます。詳しくは、以下の「かぼちゃの種を使ったおすすめレシピ」をご参考ください。
かぼちゃの種を使ったおすすめレシピ
ここでは、かぼちゃの種を使ったデリッシュキッチンのレシピをご紹介します。
材料 【2〜3人分】
かぼちゃの種[生]・・・かぼちゃ1/2個分(50g)
有塩バター・・・・・10g
塩・・・・・・・・・ひとつまみ
黒こしょう・・・・・少々
カレー粉・・・・・・小さじ1
手順
①かぼちゃの種は水で洗ってわたを取り除き、水気をキッチンペーパーでしっかりふき取る。
②耐熱皿にかぼちゃの種を重ならないように並べ、ラップをせずに600Wのレンジで3分加熱する。取り出して混ぜ、再度600Wのレンジで3分加熱し、冷ます。
【ポイント】
焦げないように様子を見ながら加熱しましょう。
③フライパンにバターを入れて弱火で熱し、バターが半分ほど溶けたらかぼちゃの種を入れ、こんがりと焼き色がつくまで炒める。塩、黒こしょう、カレー粉を加えて炒め合わせる。
作り方を動画で確認したい方はこちら!
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かぼちゃの種を上手に活用しよう!
いつも捨てがちなかぼちゃの種ですが、適切に調理すれば食べられます。この記事でご紹介したポイントを参考に、かぼちゃを余すことなく美味しく食べてみてください♪
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