トルコ名物「サバサンド」とは？その魅力・レシピをご紹介！

サバサンドとは？

サバサンドは、焼いたサバとレタス、玉ねぎ（お店によってはトマト）をパンに挟みレモンで味付けしたシンプルな料理です。トルコの名物料理で特にイスタンブールで人気があります。パンは一般的にバゲットが使用されますが、地方によっては異なる種類のパンが使われることもあります。玉ねぎとレモンのさっぱりとした味わいとサバの脂のコクが美味しいストリートフードです。

サバサンドの魅力

サバサンドの魅力はその美味しさにあります。シンプルながらも美味しさが詰まったその魅力をご紹介します。

サバの風味と焼き加減

サバサンドに使われるサバは、大きな鉄板で焼かれることでその香ばしさが際立ちます。特に皮目をパリッと焼くことで、外側はカリッと、中はふっくらとした食感が生まれます。この焼き加減がサバサンドの味わいを左右する重要なポイントで、サバ本来の旨味が引き立ちます。香ばしく焼かれたサバは、そのままでも美味しいですが、パンとの相性も抜群で、一口頬張るとサバの風味が口いっぱいに広がります。

野菜とレモンの爽やかなアクセント

サバサンドには、スライスした玉ねぎとレモンが欠かせません。玉ねぎのシャキシャキとした食感と、レモンの酸味がサバの脂を程よく中和し、爽やかな後味をもたらします。この組み合わせがサバサンドの味わいを一層引き立てており、飽きることなく最後まで楽しむことができます。さらに、サラダ用の野菜を加えることで、全体のバランスが整い、よりヘルシーで満足感のある一品に仕上がります。

屋台文化が盛んなトルコでも人気！

トルコには、サバサンド以外にも数多くのストリートフードが存在します。その中でも特に人気なのが、シミット（トルコ風ベーグル）やドネルケバブです。シミットは、外側がカリカリでゴマがまぶされたパンで、朝食や軽食として親しまれています。一方、ドネルケバブは肉をスライスしてパンに挟んだ料理で、サバサンドと同様に多くの屋台で提供されています。

その中でもサバサンドは、トルコの屋台文化やストリートフード文化を代表する料理です。特に、イスタンブールではサバサンドが市民の日常生活に深く根付いており、多くの人々が日常的に楽しんでいます。

サバサンドの作り方

ここでは、自宅でも作れるサバサンドのレシピをご紹介します。

材料 【1個分】

フランスパン・・・・・・・18cm
塩サバ[3枚おろし]・・・・・1枚(85g)
紫玉ねぎ・・・・・・・・・1/4個(50g)
トマト・・・・・・・・・・1/2個(100g)
サニーレタス・・・・・・・1枚(25g)
サラダ油・・・・・・・・・小さじ1
塩こしょう・・・・・・・・少々
有塩バター・・・・・・・・10g

付け合わせ
レモン(くし形切り)・・・・1切れ
ピクルス・・・・・・・・・適量

手順

①フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、塩サバの皮目を下にして入れる。焼き色がつくまで4〜5分焼く。途中、塩サバから出る脂をキッチンペーパーでふき取る。裏返し、弱めの中火で中に火が通るまで3分ほど焼く。
【ポイント】骨が気になる場合は、焼いてから取り除いてください。

②紫玉ねぎは縦に薄切りにする。水にさらして水気をしっかりと切る。トマトは横5mm幅に切る。サニーレタスは3〜4等分にちぎる。

③フランスパンは厚みが半分になるように切り込みを入れて開く。トースターで内側がカリッとするまで2〜3分焼く。バターをぬる。
【ポイント】バターは常温に戻しておきましょう。フランスパンの長さは塩サバと同じくらいの長さが目安です。

④フランスパンの切り口の下の面にサニーレタスをのせる。トマトを少しずつ重なるように並べ、塩こしょうをふる。塩サバを皮目を上にしてのせ、紫玉ねぎをのせてはさむ。

⑤器に盛り、レモン、ピクルスを添える。
【ポイント】レモンをしぼってお召し上がりください。食べづらい場合は2〜3等分に切ってからお召し上がりください。

詳しいレシピ動画はこちら

その他のDELISH KITCHENのレシピ

その他にもアレンジしたサバサンドのレシピをご紹介します。

簡単サバサンド

サバサンドにサバ缶を使用した濃厚なタルタルソースを挟んだボリューム満点の一品です。

お手軽サバサンド

焼きサバを使って簡単に作れるサバサンドのレシピです。豪快にかぶりついて食べてみてください♪

サバサンドの魅力を再発見！

トルコの伝統的なストリートフードであるサバサンドは、シンプルな中に深い味わいが詰まった魅力的な料理です。香ばしく焼き上げたサバ、さっぱりとしたレモン、シャキシャキとした玉ねぎ、そして新鮮な野菜が絶妙に組み合わさり、飽きずに食べ進めることができます。イスタンブールの風景と共に味わうことで、さらにトルコの観光を楽しむことができますよ。自宅でも簡単に作ることができるため、ぜひ作ってみてくださいね。