丹波栗とは?歴史や栗を使ったおすすめレシピもご紹介
作成日: 2022/06/14
大粒で甘みのある「丹波栗」は、全国的に知られる栗の有名ブランド。恵まれた気候と風土で育つ丹波栗は、その美味しさもさることながら、歴史も長く古くから親しまれています。
この記事では、そんな丹波栗の歴史や、栗を使ったおすすめレシピをご紹介します。
丹波栗とは
「丹波栗」とは、栗の品種名ではなく、昔の丹波国(現在の京都府中部、兵庫県東辺の一部、大阪府北辺の一部)で栽培される和栗の総称です。この地域の特徴でもある昼夜の気温差が大きいことは、栗の栽培にも適していて、盛んにでんぷんが作られるため甘くて美味しい栗が育ちます。
丹波栗は、形が平で皮の光沢はやや少なく、大粒であることが特徴です。特に大きいものになると、成人男性の手でも3~4粒しか乗らないほどの大きさです。
丹波栗の歴史
丹波栗の歴史はとても古く、日本に伝存する最古の正史である日本書紀や、古事記、万葉集にも丹波栗を思わせる記載がみられるほどです。
奈良時代から平安時代になると、栗は宮廷貴族の食べ物として重要視されるようになり、栗作りが盛んになっていきました。平安時代に作られた「延喜式」という律令書には、丹波国の栗の貢進のことが記されており、この頃にはすでに丹波栗は丹波国の名産品として認知されているということがうかがえます。
栗を使ったDELISH KITCHENのレシピ
栗の茹で方や剥き方などの下処理方法、栗を使ったおすすめレシピなどについては、以下の記事で詳しくご紹介しているので参考にしてください。
由緒ある「丹波栗」をぜひご賞味あれ♪
長い歴史と伝統のある「丹波栗」は、まさにブランド名となるほどの大きさや美味しさ。ねっとりとした粘着性と甘みがあるので、和菓子にも適しています。丹波栗を手に入れる機会があれば、ぜひご紹介したレシピも参考に栗料理を楽しんでみてくださいね。