シュネーバルって何?特徴や自宅で作れるレシピをご紹介
作成日: 2023/10/22
更新日: 2023/10/23
皆さんはシュネーバルというドイツ生まれのお菓子を食べたことがありますか?日本で食べられるお店はほとんどないので、聞いたことがないという方は多いのではないでしょうか。細く切ったクッキー生地をふんわりとまとめ、油で揚げた見た目もかわいらしいお菓子です。
そこでこの記事ではシュネーバルの見た目や食感、おうちで作れるレシピもご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
シュネーバルってどんな食べ物?
シュネーバルはドイツの伝統菓子の1つで、ドイツ語で「雪玉」という意味があります。名前のとおり、一つ一つがこぶしほどのサイズで丸い形をしているのが特徴です。元々は結婚式などのお祝いごとで食べられていましたが、現在ではパン屋やカフェなどでも売られていていつでもその味を楽しむことができるようです。
特にドイツのロマンティック街道にあるローテンブルクという町では専門店があるほど名物になっています。さらに韓国ではシュネーバルのブームが起きており、アレンジが加えられて華やかな見た目のものも売られており、数多くの専門店が出店されています。
シュネーバルの特徴は?
シュネーバルは雪玉のように丸い形をしています。一般的なサイズはにぎりこぶし程度ですが、中には直径で10cmを超える大きなものもあります。シュネーバルはいくつかに分けたクッキー生地を平たい短冊状に伸ばして、そのうち何本かを丸め合わせて揚げたお菓子なので、よく見るときれいな弧線ではなく表面はいびつでゴツゴツとしています。
食感については、クッキー生地を揚げているためクッキーとパイの中間のようなサクサクとした軽めの食感です。
味わいについては、オーソドックスなシュネーバルは粉砂糖がたっぷりまぶされており、口の中で濃厚な甘みを感じることができます。時代とともに味のバリエーションは増えていき、チョコレートコーティングをしたもの、シナモンシュガーをまぶしたもの、さらには中にクリームやカスタードを入れたものなど、お店や地域ごとに様々な味のシュネーバルを楽しむことができます。
シュネーバルの食べ方
初めてみる人はそのままかぶりついてしまいそうですが、手やフォークで短冊状の生地を1本ずつ剥がすようにして食べるのが本場の食べ方です。その方が散らからずきれいに食べることができるのでおすすめですよ。
シュネーバルを自宅で作ってみよう!
シュネーバルは自宅でも作ることができます。今回は自宅でも作りやすいようにアレンジしたレシピをご紹介しますので、プレゼントやおもてなしスイーツとして作ってみてはいかがでしょうか?動画で詳細を知りたい方は以下のURLよりご確認ください。
サクほろ食感♪シュネーバル
ドイツの伝統菓子であるシュネーバルをおうちで作ってみましょう!特有のゴツゴツした形は生地を薄く伸ばして切り目を入れ、やさしくまとめるとうまく作ることができますよ。サクほろっとした食感をお楽しみください。
材料【8個分】
無塩バター 30g
砂糖 30g
溶き卵 1個分
牛乳 30cc
薄力粉 200g
ベーキングパウダー 2g
サラダ油 適量
粉砂糖 適量
手順
①《下準備》バターは常温に戻す。
②ボウルにバターを入れてなめらかになるまで混ぜ、砂糖を加えてすり混ぜる。
溶き卵を少しずつ加えてその都度混ぜ、牛乳を加えて混ぜる。
薄力粉、ベーキングパウダーを合わせてふるいながら加え、ゴムベラでさっくりと混ぜる。
粉っぽさがなくなるまでまとめ、ラップで包み、冷蔵庫で1時間ほど休ませる(生地)。
③生地を8等分にし、2~3mmの厚さの長方形に伸ばす。
縦長におき、上下の端を残して1cm間隔で包丁で切れ目を入れる。
生地を持ってそっと持ち上げ、ねじりながらやさしく丸くまとめる。同様に計8個作る。
④鍋にサラダ油を底から3cm程度の高さまで入れて170℃に熱し、③の生地1個を入れる。
生地が広がらないようにおさえながら1分〜1分30秒揚げる。
生地が固まってきたら裏返し、さらに1分30秒〜2分、きつね色になるまで揚げる。同様に計8個揚げる。
⑤粗熱をとり、粉砂糖をまぶして完成。
ドイツの伝統菓子「シュネーバル」を作って食べてみよう!
今回は、ドイツの伝統菓子であるシュネーバルの特徴や自宅で作れるレシピをご紹介しました。一つ一つがにぎりこぶしくらいの大きさで、粉砂糖がまぶされたまさに雪玉のような見た目をしています。
クッキーとパイの中間のようなサクサクとした軽い食感がとてもおいしいので、ぜひ今回ご紹介したレシピを参考にしておうちでも作ってみてくださいね。