ネパールの国民食「モモ」って何?味わいや発祥まで徹底解説!
作成日: 2024/05/31
更新日: 2024/06/04
ネパール料理で人気の「モモ」。この料理はネパールだけでなく、チベットやブータンでも広く親しまれています。見た目は日本の餃子や小籠包に似ていますが、独自の歴史と文化を持っています。
この記事では、モモの発祥や歴史、種類、そして美味しい食べ方についてわかりやすく解説します。ネパールやチベットの食文化に興味がある方、新しい料理に挑戦したい方にとって、モモはぜひ知っておきたい一品です。これを読んで、モモの魅力に触れてみましょう!
モモの基本情報!
モモとは?
モモはネパールやチベット、ブータンなどで広く食べられている料理で、小籠包や餃子、肉まんに似た食べ物です。主な材料は小麦粉と水で作った皮に具材を包んで主に蒸して食べますが、揚げる形でも楽しまれています。具材には主にマトンやヤクの肉、野菜などが使われ、トマトやゴマなどをあわせたタレが添えられます。
発祥と歴史
実は、モモはネパールではなくチベット文化圏で生まれました。そこからネパールに広まりました。ネパールでは国民食として定着していて、日本のネパール料理店でもよく見かけますね。
モモの味わい
風味
モモの風味は具材によって異なりますが、全体的に肉の旨味とスパイスの香りが特徴的です。特にトマトベースの辛いソースがアクセントとなり、食欲をそそります。
食感
蒸したモモは柔らかくジューシーで、餃子や小籠包のような食感が楽しめます。揚げたモモは料理名が変わり「コティ」と呼ばれますが、こちらは外がカリッと、中がジューシーな食感が特徴で、美味しいですよ。
モモの種類と食べ方
種類
モモにも種類があります。
バフモモ
バフモモは水牛肉を使ったモモです。多くのネパール人に好まれ、専門店ではバフモモが主流です。ヒンドゥー教では、牛は神の使者とされ食肉はタブーなのですが、水牛は食べても良いとされています。
野菜だけで作るモモ
野菜だけを使ったモモもあります。こちらは主にベジタリアンの方向けです。蒸したモモや揚げたモモ(コティ)など、調理方法もいろいろです。
食べ方
一般的には蒸したモモをトマトベースのピリ辛ソースにつけて食べます。特に手で食べると美味しさが増すとされ、ネパールの多くの人が指でご飯やおかずを混ぜながら食べます。
その他、「トゥクパ」と呼ばれるラーメンのような料理との相性抜群。セットで頼み、モモをのせて食べる方法もあります。
モモとネパールの食文化「カジャ」
ネパールではカジャと呼ばれる軽食文化が盛んです。
モモはネパールの軽食「カジャ」の代表的な一品で、他の軽食にはチャタモリ(ネパール風ピザ)、ウォー(ネパール風お好み焼き)、トゥクパ(麺料理)、チョウメン(焼きそば)などがあります。
モモは餃子のようなネパールの国民食!
モモはネパールやチベットの文化を象徴する料理で、その豊かな味わいや調理方法から多くの人々に愛されています。特にネパールでは、モモは軽食として日常的に親しまれ、ネパール料理の国民食として定着しています。味わいは、日本人の口にも合いやすいので、機会があれば、是非試してみてくださいね♪