卵が割れたらどうする？安全な取り扱い方法についてご紹介！

割れた卵は料理に使えるの？

殻にひびが入ったり割れたりした卵は、一般的には使うのは避けたほうが良いとされています。理由は、細菌に対してバリアの役割を果たす卵の殻が割れることで、内部に細菌が入り込むリスクが高まるからです。特に食中毒を引き起こす原因となるサルモネラ菌には注意が必要です。

割れた卵の安全な取り扱い方法

一般的には割れた卵を使用することは避けた方が良いものの、割れてから当日中に加熱調理すれば食中毒を防げます。その理由は、特に食中毒の原因となるサルモネラ菌が75℃以上で1分間以上加熱するとほぼ死滅するためです。

なお、いつ割れたかわからない卵や、異常な色（例えば卵黄・卵白の色が黒い）と悪臭がある場合は使用を避けてください。また、食べる際は生食や半熟は避け、しっかり火を通しましょう。

安全に卵を楽しむためのポイント

割れた卵は食中毒のリスクを高めるため、できるだけ使用を避けましょう。万が一使用する場合にはいつ割れたか判断がつくものに限り、当日中にしっかりと加熱して食べましょう。
また、買い物する際に割れた卵がないかパック全体をよく確認したり、慎重に持ち帰ったりすることもポイントです。安全に美味しい卵料理を楽しむために、記事内でご紹介した内容を参考にしてみてください。