
三色団子の意味とは?色の由来・歴史・いつ食べるのか解説
作成日: 2026/03/03
ピンク・白・緑の彩りが特徴の「三色団子」。
春の風物詩として桜の季節に見かけることが多いですが、なぜこの3色なのか、いつ食べられてきたのか、歴史や意味を知らない人も多いはずです。
この記事では、三色団子の由来から色の意味、「基本の作り方まで詳しく解説します。
三色団子とは?
三色団子の特徴
「三色団子」は、ピンク・白・緑の3色の団子を串に刺した和菓子です。桜の季節をはじめ、春の行事や行楽でよく見かける、代表的な和菓子として知られています。飾り気が少なく、素材の味を楽しめるシンプルさも魅力のひとつです。
三色団子の由来と歴史
三色団子の起源は、安土桃山時代(およそ400年以上前)にまでさかのぼるといわれています。
豊臣秀吉が京都・醍醐寺で催した「醍醐の花見」がきっかけになったという説があり、当時のおもてなしの場で、白い団子ではなく華やかで彩りのある団子を楽しめるように考案されたのが三色団子だと伝えられています。
これが現在の三色団子のルーツとされ、その後、花見や春の宴席に欠かせない和菓子として広まっていきました。
三色団子はいつ食べるのか?
三色団子は、桜の季節に行われる「花見」や春の行楽で楽しまれてきた和菓子です。ピンク・白・緑の色合いが春らしさを感じさせることから、花見やひな祭りをはじめとする春の行事でよく見かける代表的なお菓子として親しまれています。
三色団子の色と順番に込められた意味
三色が表す季節の移ろい
ピンクは春と桜の象徴
ピンク色は桜や春の訪れを象徴する色として使われています。冬の終わりを告げ、新しい季節の始まりを感じさせる色です。
白は冬の名残と清らかさ
白色は残る雪や早春の冷たい空気を思わせる色とされています。季節の境目を表す存在とも考えられています。
緑は芽吹きと新緑の表現
緑色は春から初夏にかけて芽吹く草木や新緑を表します。生命の息吹や成長のイメージを持つ色です。
この三色によって、冬から春、そして初夏へと移り変わる自然の流れを表現していると考えられています。
三色団子の色の順番にも意味がある?
ピンク→白→緑が表す春の移り変わり
三色団子は一般的に「ピンク・白・緑」の順番で串に刺されています。
この並びには、桜のつぼみから満開、そして葉桜へと変化する春の風景を表しているという説があります。ピンク(つぼみ)→白(満開)→緑(葉桜)という流れで、春の移り変わりを一本の串で表現していると考えられています。
三色団子の作り方
三色団子は家庭でも比較的簡単に作れる和菓子です。基本的なポイントをおさえながら作ってみましょう。
材料【6本分】
上新粉・・・・・100g
砂糖・・・・・・大さじ3
絹豆腐・・・・・1/3丁(100g)
抹茶・・・・・・小さじ1/2
食紅・・・・・・少々
手順
①竹串を水につけておく。
ポイント
水につけることで団子に刺しやすくなります
②ボウルに上新粉、砂糖を入れて混ぜ、絹豆腐を加えて手でこねる。
ポイント
耳たぶくらいの柔らかさになるまででOK!
まとまらない場合は5gずつ絹豆腐を足してください。
③生地を3等分に分けて、抹茶、食紅をそれぞれ加えて混ぜる。
ポイント
食紅はごく少量から様子をみて加え、お好みの色に仕上げてください
④それぞれ6等分にしてまるめる。
⑤鍋にたっぷりの湯をわかし、団子を入れて完全に浮いてきたら冷水にとり、粗熱がとれたら水気を切る。
⑥竹串の水気を切って、ピンク、白、緑の順で1個ずつ串に刺して完成。
詳しい手順はこちらの動画をご覧ください!
春の象徴としての三色団子
三色団子は、ただ色がついたお菓子というだけではありません。ピンク・白・緑それぞれの色や並び方には、季節を楽しむ心や、縁起を大切にする思いが込められているといわれています。
春の訪れを感じながら味わうと、見た目のかわいらしさだけでなく、その背景にある物語にも気づくはずです。毎年春になるたびに三色団子を手に取ってみると、日本の長い歴史や文化を、そっと身近に感じられるかもしれません。
