ボイセンベリーとは?味わいやブラックベリーとの違いなどをご紹介します
作成日: 2024/11/07
ボイセンベリーという果実をご存知でしょうか?日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、酸味と甘みを併せ持つ味わいや濃い紫色の見た目が魅力のベリーです。この記事では、ボイセンベリーの特徴や食べ方、ブラックベリーとの違いについてご紹介します。
ボイセンベリーの特徴
まずはボイセンベリーの特徴についてご紹介します
見た目
ボイセンベリーは、一口サイズほどの大きさで重さが10g前後の果実です。粒々の模様や、完熟時の濃い紫色の見た目が特徴です。
味わい
ボイセンベリーは、ブラックベリーのような酸味とラズベリーのような甘みを併せ持つ爽やかな味わいがあります。皮はブドウより柔らかく生で食べられます。
旬の時期
ボイセンベリーは温暖な気候で育つ果実であり、7月中旬から9月下旬ごろにかけて収穫されます。
起源と栽培地
ボイセンベリーの起源には諸説があり、ブラックベリーの変種であるといわれていますが詳細は明らかになっていません。名称は、最初に栽培に成功したカリフォルニアのボイセン氏に由来しています。
現在では、ニュージーランドのネルソン地域や、アメリカのカリフォルニア南部からオレゴン州にかけての太平洋沿岸などで栽培されています。
ボイセンベリーのおすすめの食べ方
ボイセンベリーは、生食はもちろん、ジャムやジュースに加工したりヨーグルトやアイスクリームにトッピングしたりできます。
ブラックベリーとの違い
ボイセンベリーとブラックベリーの違いは、ボイセンベリーの方が酸味が控えめで果実がやや大きいところにあります。
また、完熟時の色はボイセンベリーが濃い紫色であるのに対し、ブラックベリーはボイセンベリーより赤みの少ない濃い紫色もしくは黒色になります。
ボイセンベリーを食べてみよう
ボイセンベリーはカリフォルニア南部などの温暖な環境で生育する、ブラックベリーの酸味とラズベリーの甘さを併せ持つ一口サイズの果実です。生食のほか、ジャムやジュースに加工したり、ヨーグルトやアイスクリームなどにトッピングしたりできます。
日本では珍しいベリーですが、見かけた際にはぜひ食べてみてはいかがでしょうか。