DELISH KITCHEN

チョコレートの気になるカロリーや糖質はどのくらい?

作成日: 2021/10/26

ひと息つきたいときや小腹が空いたときに食べたくなる、甘いチョコレート。

手軽に食べられるうえに種類が豊富なので、ちょっとした気分転換に最適です。とはいえ、ひと口食べるだけで満足できるほど甘みがあるということは、その分カロリーや糖質が気になりますよね。

目次

  1. チョコレートの種類
    1. ミルクチョコレート
    2. ホワイトチョコレート
    3. ビターチョコレート
  2. チョコレートのカロリーと糖質
  3. チョコレート製品のカロリーと糖質
  4. カロリーや糖質が気になる場合のチョコレートの選び方
  5. チョコレートは糖質だけでなくカカオ分も意識しよう!

チョコレートの種類

チョコレートは、大きく分けると「ミルクチョコレート」「ホワイトチョコレート」「ビターチョコレート」があります。
まずは、それぞれの特徴を確認してみましょう。

ミルクチョコレート

ミルクチョコレートには、全脂粉乳や脱脂粉乳などの乳製品が使われています。「クリームチョコレート」と呼ばれる、クリーム粉乳を使ったチョコレートもミルクチョコレートの一種です。

まろやかな味わいで食べやすくオーソドックスな種類なので、チョコレートといえばミルクチョコレートを思い浮かべる方が多いかもしれません。

ホワイトチョコレート

ホワイトチョコレートはカカオから作られる半透明のカカオバターにミルクや砂糖を加えて作ることで、白色をしていることが特徴です。チョコレートならではの苦みがあるカカオマスが含まれていないため、ミルキーで濃厚な甘みを味わえます。

もちろん、そのまま食べてもおいしいのですが、お菓子作りの材料にすると白色を活かした見た目や濃厚な味わいを楽しめます。

ビターチョコレート

カカオマスが40%~60%含まれているチョコレートをビターチョコレートといい、基本的に乳製品は使われていません。日本では「ダークチョコレート」と呼ばれることもあります。

また、苦みが強いチョコレートや、カカオがたくさん使われている低糖のチョコレートをビターチョコレートと呼ぶことも。
甘みが抑えられておりチョコレート本来の苦みを楽しめるため、甘いものが苦手な方も食べやすいでしょう。

チョコレートのカロリーと糖質

ここで、一般的なミルクチョコレートとホワイトチョコレートのカロリーと糖質を比較してみます。

《ミルクチョコレート 1枚(50g)あたり》
・カロリー…276kcal
・糖質…26.0g

《ホワイトチョコレート 1枚(50g)あたり》
・カロリー…294kcal
・糖質…25.2g

カロリーはホワイトチョコレートのほうが高いものの、糖質はミルクチョコレートのほうが高いことが分かります。「カロリーが高い=糖質が高い」というわけではないようです。

チョコレート製品のカロリーと糖質

チョコレート製品についても比較してみましょう。
なお、「カバーリングチョコレート」とは、チョコがけビスケットのことです。

《アーモンドチョコレート 100gあたり》
・カロリー…562kcal
・糖質…37.2.g

《カバーリングチョコレート 100gあたり》
・カロリー…488kcal
・糖質…61.0g

《チョコレートクリーム 100gあたり》
・カロリー…481kcal
・糖質…46.7g

3種類のなかで、アーモンドチョコレートのカロリーは特に高いものの、糖質は一番低いようです。
糖質のみをみてみると、カバーリングチョコレートが一番高いことが分かります。
カロリーを特に意識する場合はアーモンドチョコレート以外を、糖質を特に意識する場合はアーモンドチョコレートを選ぶとよさそうです。

【出典:日本食品標準成分表 2020年版(八訂)】

カロリーや糖質が気になる場合のチョコレートの選び方

カロリーや糖質は気になるものの、チョコレートを食べたくなる瞬間はありますよね。その場合は糖質が少ないチョコレートを選びましょう。

なかには砂糖不使用のチョコレートも販売されています。砂糖が使われていない分、チョコレート本来の香りや風味が味わえるので十分満足できるでしょう。

また、カカオ分が多いチョコレートは、糖質が少ない傾向があります。
カカオ分70%~90%のチョコレートは糖質が少ないため、カカオ分も確認しながら選んでみてください。

チョコレートは糖質だけでなくカカオ分も意識しよう!

チョコレートには「ミルクチョコレート」「ホワイトチョコレート」「ビターチョコレート」の3種類があり、それぞれ原材料や味わいが異なります。

また、チョコレートもチョコレート製品も、カロリーの高さと糖質は必ずしも比例しているわけではありません。
なお、カロリーや糖質が気になる場合は、より砂糖が少ない製品や、よりカカオ分が多い製品を選ぶのもポイントです。

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