ガツとはどの部位?お家で作れるレシピもご紹介
作成日: 2021/11/29
居酒屋や焼き肉店で見かけることのあるガツ。独特の食感を持つホルモンのひとつですが、歯ごたえがありやみつきになる味わいです。そんなガツとは、どこの部位のことなのでしょうか。
この記事では、ガツについて特徴やカロリーに加えて、ご家庭でも楽しめるガツのレシピをご紹介します。
ガツについて
ガツとは、どのような食材なのでしょうか。
ガツとは
ガツはホルモンの一種で、豚の胃袋の部位にあたります。英語の「腹」や「はらわた」「消化管」を表す「guts」から、日本でもガツと呼ばれるようになったとされています。
牛の第一胃袋もガツと呼びますが、牛の場合は「ミノ」という呼び名があるため、牛には使われないのが一般的です。豚のガツの見た目は、牛のミノによく似ています。
ガツの味・食感
ガツは少し固めの食感で、砂肝に似たコリコリとした歯ごたえが味わえます。
ホルモンというと、内臓独特の臭みやくせがあるイメージを持つかもしれませんが、ガツにはそういったものが少なくあっさりとしているため、比較的に食べやすいホルモンです。
ガツのカロリー・糖質
ガツのカロリーや糖質はどのくらいあるのでしょうか。ゆでたガツ、100gあたりの数値をみてみましょう。
・カロリー…11kcal
・糖質…0g
ゆでたガツに糖質は含まれていないようです。
【出典】
日本食品標準成分表 2020年版(八訂)
ガツのおいしい食べ方とDELISH KITCHENのレシピ
ホルモンであるガツは、ポイントをおさえてきちんと下処理を行うことが大切です。
ねぎやしょうが、酒を加えたたっぷりのお湯でゆでて、臭みをとるようにしましょう。また、ぬめりが残っていると臭みの原因となるため、水でしっかりぬめりを取るようにします。
ガツ刺し
ご家庭で調理する際は、下処理済みのものを使うと手軽にガツ刺しを楽しむことができます。ガツ特有のコリコリとした食感は食べごたえがあり、やみつきになるでしょう。にんにくやごま油の風味がきいていて、お酒のあてにぴったりです。
豚の胃袋であるガツは食感が特徴のホルモン
ガツとはホルモンの一種で、豚の胃袋ということが分かりました。食感は少し固めでコリコリとしています。臭みやくせが少ないため、食べやすい味わいですよ。
ホルモンなので調理が難しいと思われるかもしれませんが、下処理済みのものを使えばご家庭でも手軽に楽しめます。ご紹介したレシピを参考に、お家で居酒屋メニューを味わってはいかがでしょうか。