ペストリーとは?種類や特徴・レシピをご紹介
作成日: 2022/01/21
パン屋などでペストリーという名称を見かけたことがあるかもしれません。サクサクとしていてパイのような見た目をしていますが、どのようなものをペストリーと呼ぶのでしょうか。
この記事では、ペストリーについて種類ごとの特徴や、ご家庭でも楽しめるレシピをご紹介します。
ペストリーとは
ペストリーは、小麦粉にバターあるいはショートニングなどの油脂、塩、砂糖、卵などを加えて、パイ状に焼き上げたお菓子や料理の総称のことです。
パイやタルトなどが当てはまり、油脂を多く含んだ生地でサクサクとした食感が特徴です。「ペイストリー」や「ペーストリー」とも呼ばれています。
ペストリーの種類
ここでは、ペストリーの種類をご紹介します。
パフペストリー
パフペストリーは、何層にも折り重なっていてサクサクとした食感が特徴の生地のことをいいます。アップルパイやミルフィーユなどによく使われています。
ほかの種類であるショートクラストペストリーに比べて油分が多く、何度も繰り返し折りたたんで作られます。パフペストリーは、温度管理や工程が難しいので、ご家庭では冷凍のパイシートを使うのがおすすめです。
ショートクラストペストリー
パフペストリーと違い、ショートクラストペストリーは生地を作る際に折りたたまずに作られる生地のことです。ショート(クラスト)とは、「サクサクした」という意味があります。名前の通り、サクサクした食感を楽しめるのが特徴です。
ほかのペストリーに比べて油分は少なめで、おもに食事系のタルトの生地として使われています。
フレーキーペストリー
パフペストリーと似た食感の生地で「バターフレーキー」とも呼ばれます。パフペストリーと同様、作る工程に折りたたむ作業がありますが、パフペストリーよりも油分が少ないのが特徴です。クッキーとパイの間のような食感を楽しめます。
デニッシュペストリー
パイのようにバターなどの油分を多く折り込み、発酵させて作られるパン生地のことです。デニッシュは「デンマークの」という意味ですが、発祥はオーストラリアの生地といわれています。オーストラリアからデンマークにわたって作られるようになったことから、この名前がつけられました。
セイボリーペストリー
セイボリーとは「塩味のきいた」という意味を持つ言葉です。甘くない惣菜系のパイのことを指します。近年、海外では塩気のきいたお菓子も流行しているようで、軽食や間食としても楽しまれています。
DELISH KITCHENのペストリーのレシピ
ご家庭でも楽しめるペストリーのレシピをご紹介します。
アメリカンチェリーのペストリー
レンジで簡単に作れるジャムは、果肉感が残ったリッチな味わいを楽しめます。パイのサクサクとした食感と、ジャムの甘酸っぱさがたまりません。生地は冷凍パイシートを使って手軽に作れます。
ペストリーはパイ状のお菓子や料理の総称
ペストリーは、パイ状に焼き上げたお菓子や料理の総称のことで、小麦粉にバターやショートニングなどの油脂、塩、砂糖、卵などを加えて作られています。パイやタルトなどがそれに当たり、サクサクとした食感が特徴です。
いくつか種類があり本格的なものは工程が難しいこともありますが、冷凍パイシートを使えばご家庭でも手軽に作ることができますよ。お好みのアレンジで楽しんではいかがでしょうか。