ハイボールは太る?太らない?カロリーや糖質をご紹介
作成日: 2022/01/30
ウイスキーを炭酸水で割ったハイボールは太らないという声や、太るという声も聞かれますが、本当のところはどうなのでしょうか。
今回は、ハイボールのカロリーや糖質をビールや焼酎などの酒類と比較しながら解説します。ぜひこれからのお酒選びの参考にしてみてくださいね。
こちらの記事でご紹介する内容は、アルコールを含む飲料に触れています。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。
ハイボールのカロリーと糖質
ハイボールとは、ウイスキーを炭酸水(ソーダ)で割った飲み方のことを指します。そのほか、ウイスキーをジンジャーエールで割ったジンジャーハイボールやウイスキーをコーラで割ったコークハイ、その他果汁などで割ったものがあります。そのようなハイボールは通常のものに糖分が入る分、カロリーと糖質は増えていきます。
実際にハイボールにはどのくらいのカロリーや糖質があるのか、ビールと比較してみてみましょう。
【350ccグラス1杯分のハイボール(ウイスキー45cc+炭酸水+氷)】
カロリー:約105kcal
糖質:0g
【350ccのビール(淡色)】
カロリー:約137kcal
糖質:約11g
ハイボールに使うウイスキーの量にもよりますが、ビールと比較すると一般的なハイボールはカロリー、糖質ともに低いことが分かります。
ハイボールに使用する炭酸水は水に炭酸ガスを含ませたもので、水と同様カロリー・糖質も両方ゼロです。対して、ウイスキーは大麦やライ麦、トウモロコシなどの穀物を酵母の力によって発酵させることでアルコールを作り出し、蒸留した蒸留酒の一種です。
ウイスキーを作る過程で糖質が含まれる穀物を使用していますが、蒸留する段階で糖質などの成分が取り除かれるため、ウイスキーの糖質は0gとなります。糖質はゼロですが、アルコールにはカロリーがあります。そのため、ウイスキーのカロリーは100mlあたり234kcalと高めです。
あくまでも上記のハイボールのカロリーは参考値で、ハイボールはウイスキーの量によってカロリーが変動します。お店や作り手によって多少カロリーは異なるということも覚えておきましょう。
ほかの酒類のカロリーと糖質
ビール以外のお酒との違いを比較してみてみましょう。
【100ccあたりのカロリー・糖質量】
ウイスキー:234kcal、糖質0g
焼酎(乙類):144kcal、糖質0g
清酒:107kcal 、糖質4.9g
白ワイン:75kcal、糖質2.0g
赤ワイン:68kcal、糖質1.5g
ブランデー:234kcal、糖質0g
ウイスキーと同じく焼酎(乙類)とブランデーは蒸留酒の一種で、糖質はありませんがカロリーは高めです。
一方、清酒と白ワイン、赤ワインは醸造酒の一種で、穀物や果物を酵母の力で発酵させることでアルコールを作り出たお酒です。
それぞれ同じ醸造酒ではありますが、清酒とワインでは少し作り方が異なります。実は酵母で発酵させるためには糖分が含まれていなければいけません。
ワインの原料となっているブドウには、糖分が含まれているため酵母はそのまま発酵することができますが、清酒の原料となっている米には糖分は含まれていません。そのため、米に含まれているでんぷんを糖化させるために麹菌を加え、糖分を作り出します。
これら醸造酒は蒸留酒と違い、糖質などの成分は残ったままになります。そのため清酒や白ワイン、赤ワインには糖質が含まれています。
DELISH KITCHENのハイボールレシピ
ご家庭でもおいしく作れるハイボールのレシピご紹介します。
ハイボールの作り方
炭酸がスカッとさわやかなハイボールはのどごしも抜群です。お好みでレモンやライムを入れると、よりさわやかな味わいが楽しめますよ。
カロリーを知っておいしいハイボールを楽しもう
ウイスキーを炭酸水で割ったハイボールには、糖質は含まれていません。よくハイボールを飲むという方は、おおよそのカロリーも知っておくと参考になりますよ。
糖質がないといっても、量を飲んでしまうとアルコールをとりすぎてしまいます。お酒は適量をおいしく楽しむようにしましょう。