DELISH KITCHEN

ベビーキウイとは?特徴や基本的な食べ方をご紹介 

作成日: 2022/04/08

キウイをそのまま小さくしたようなかわいい見た目が特徴のベビーキウイ。聞いたことはあってもスーパーなどで見かける機会が少なく、よく知らないという方も多いかもしれません。ベビーキウイはどのような果物なのでしょうか。

この記事では、ベビーキウイの特徴や食べ方、保存方法についてご紹介します。

目次

  1. ベビーキウイについて
    1. ベビーキウイとは
    2. ベビーキウイの特徴
  2. ベビーキウイの食べ方
  3. ベビーキウイの保存方法
    1. 冷蔵庫で保存する場合
    2. 追熟が必要な場合
    3. 冷凍保存する場合
  4. ベビーキウイの食べ頃の見分け方
  5. ベビーキウイはサルナシという植物にできる果実

ベビーキウイについて

まずは、ベビーキウイについてみていきましょう。

ベビーキウイとは

ベビーキウイは、マタタビ科マタタビ属の「サルナシ」という植物にできる果実です。一般的に「キウイベリー」とも呼ばれています。キウイもマタタビ科マタタビ属に属しており、見た目や味わいなどキウイと部分的に似ている要素がありますが、「シナサルナシ」という種類でベビーキウイとは別物です。

日本で流通しているベビーキウイは、ほとんどがアメリカやチリからの輸入品です。アメリカ産のものは9~10月、チリ産のものは2~3月に旬を迎えます。日本でも山間地に自生していて、10~11月頃に熟して食べ頃になります。国内産のものは、ほとんど流通していません。

ベビーキウイの特徴

ベビーキウイはキウイを小さくしたような見た目(約3cm程度)をしています。しかし、キウイとは異なり果皮が薄くて産毛がなくつるつるしており、皮ごと食べることができます。

中身はキウイにそっくりで、黄緑色の果肉で中央が白く、黒い粒々があります。爽やかな酸味と強い甘みがあり、キウイフルーツより甘いのが特徴です。みずみずしい食感がキウイと似ています。

ベビーキウイの食べ方

ベビーキウイは基本的には水で洗ってそのまま皮ごと食べることができます。よく水洗いをして、上下のヘタや軸の硬い部分を切り落として食べましょう。

ベビーキウイはキウイと同じように追熟する果物です。果実が硬くて酸っぱいと感じる場合は常温で数日おき追熟させて、やわらかくなってきたタイミングで食べてください。

ベビーキウイの保存方法

ベビーキウイの保存方法についてご紹介します。

冷蔵庫で保存する場合

ベビーキウイは乾燥を防ぐためにポリ袋に入れて野菜室で保存しましょう。保存期間の目安は冷蔵庫で4日から5日程度です。

追熟が必要な場合

直射日光を避けて、常温(涼しい場所)で3日ほど保存しましょう。少しやわらかくなってきたら、野菜室に移して保存してください。

冷凍保存する場合

食感が変わってしまうので冷凍保存はおすすめできません。冷凍保存する場合は、食感が変わったり解凍時に身が崩れたりしてしまう可能性があるので、スムージーやジャムなどに使うようにしてください。

ベビーキウイの食べ頃の見分け方

指で軽く押すとやわらかくなっているもの、皮にややしわが入っているものが食べ頃です。やわらかいと感じたらなるべく早めに食べましょう。

ベビーキウイはサルナシという植物にできる果実

ベビーキウイはサルナシという植物にできる果実です。キウイをそのまま小さくしたような見た目とキウイによく似た味わいですが、キウイとは種類が異なります。アメリカやチリからの輸入品がほとんどで、国内産のベビーキウイは出回っていません。皮ごと食べられるので食べやすい果物です。

手に入りにくい果物ですが、もしスーパーなどで見かける機会があれば、ぜひ手にとって見てくださいね。

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