
ソイラテとは?カロリーやレシピもご紹介
作成日: 2022/06/09
カフェなどのメニューで見かける「ソイラテ」とは、具体的にどんなドリンクか知っていますか?カフェラテと良く似ていますが、使用する材料が異なるため、風味や栄養成分にも違いがあります。
この記事では、ソイラテとカフェラテの違いや含まれる栄養素、作り方などについてご紹介します。
ソイラテとは
ソイラテとは、エスプレッソに温めた豆乳を加えて作られたドリンクのことです。「ソイ」は英語で「大豆」の意味を持ちます。ソイラテはカフェラテに比べて、より濃厚でどっしりとした味わいになります。
ソイラテとカフェラテの違い
ソイラテとカフェラテは、使用する材料が異なります。またそれに伴い、含まれる栄養素にも差が出ます。
材料
カフェラテは、エスプレッソに温めた牛乳を加えて作られます。対してソイラテは、エスプレッソに温めた豆乳を加えます。
牛乳には動物性脂肪が含まれますが、豆乳に含まれるのは植物性の脂肪です。豆乳はすり潰した大豆を絞って抽出した液体で、大豆の特有の香りやまろやかな口当たりが特徴的です。
カロリーと栄養素
ソイラテで使用する豆乳のカロリーと栄養素は、以下の通りです。
カロリー:100gあたり、44kcal
糖質:100gあたり、2.9g
たんぱく質:100gあたり、3.6g
カルシウム:100gあたり、15mg
カフェラテで使用する牛乳のカロリーと栄養素は、以下の通りです。
カロリー:100gあたり、61kcal
糖質:100gあたり、4.8g
たんぱく質:100gあたり、3.3g
カルシウム:100gあたり、110mg
牛乳と比較すると豆乳の方がカロリーと糖質が低いため、カロリーを抑えたい方にはソイラテがおすすめです。
たんぱく質は、エネルギーの源となる栄養素で、筋肉や臓器などの体を構成する要素としてとても重要です。
カルシウムは、体の機能の維持や調節に欠かせないミネラルの一種です。歯や骨を形成するほか筋肉の収縮や神経を安定させる作用もあります。
ソイラテの作り方
ソイラテの作り方はとても簡単で、ご家庭でも手軽に楽しむことができます。手順は、エスプレッソまたはホットコーヒーをマグカップに入れ、レンジで温めた豆乳を注いで完成です。
豆乳は温め過ぎると分離してしまうので、少しずつ温めるのが美味しいソイラテを作るコツです。電子レンジを使用する場合、専用のモードなどがある場合はそちらを参考にするのがおすすめです。
より本格的なソイラテを作るには、エスプレッソが作れるマシンがあると尚良いですが、濃いめに抽出したコーヒーでも代用することができます。
ヘルシーなソイラテでコーヒータイムを楽しもう♪
カフェラテとソイラテは、使用する材料が牛乳か豆乳かということだけの違いですが、風味や栄養素は異なります。ソイラテは特有の濃厚さやコクがありながらも、あとに引かないすっきりとした味わいが魅力です。
カロリーをなるべく抑えたい時や、いつものカフェラテと少し違う風味を楽しみたい時などには、ぜひソイラテを味わってみてくださいね。
【出典】
・日本食品標準成分表2020年版(八訂)
【参照】
・厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維」(2022/06/09)
・eーヘルスネット:たんぱく質、良質なたんぱく質、アミノ酸、コラーゲン (2022/06/09)