DELISH KITCHEN

美生柑(河内晩柑)とは?美味しい食べ方と選び方も紹介

作成日: 2022/06/23

柑橘にはさまざまな種類がありますが、そのなかのひとつである美生柑(みしょうかん)をご存知でしょうか。見た目や味わいがグレープフルーツによく似ていることから、和製グレープフルーツと呼ばれるフルーツです。

本記事では、美生柑がどのような柑橘なのか、旬や産地と共に解説します。また、美生柑のおすすめの食べ方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

  1. 美生柑について
    1. 美生柑とは
    2. 美生柑の旬と産地
  2. 美生柑の選び方
  3. 美生柑の保存方法
  4. 美生柑の食べ方
    1. 皮を剥いて食べる
    2. 半分に切ってスプーンで食べる
    3. マーマレードにして食べる
  5. 美生柑は皮まで楽しめる和製グレープフルーツ

美生柑について

美生柑はあまり流通していない柑橘のため、知らない方も多いのではないでしょうか。ここからは美生柑についてご紹介します。

美生柑とは

美生柑は、ミカン科ミカン属ブンタン類の柑橘類の一種で、「河内晩柑(かわちばんかん)」という別名がある柑橘です。河内晩柑という名前は、発見された地名の「河内」と、収穫時期の遅い晩成の柑橘類という事で名付けられたと言われています。

美生柑は産地によって、さまざまな呼び名があるのも特徴です。たとえば、熊本県では「ジューシーオレンジ」「ジューシーフルーツ」、鹿児島県では「サウスオレンジ」、愛媛県では「愛南ゴールド」「美生柑」「宇和ゴールド」「愛南ゴールド」「灘オレンジ」など、栽培地によってさまざまな呼び名があります。

美生柑はさわやかな香りと、ジューシーで上品な甘酸っぱさがある味わいです。グレープフルーツとよく似た見た目をしていますが、グレープフルーツと比べると苦味や酸味が少ないため、グレープフルーツは苦手と言う方でも食べやすいといえます。

種の多さには個体差があり、種がないものから多いものまでまちまちです。

美生柑の旬と産地

美生柑の旬は、3月〜7月ごろと、他の柑橘類に比べると収穫時期は遅めです。5月に出荷のピークを迎えます。

美生柑の主な産地は、熊本県や愛媛県、和歌山県です。美生柑は寒さに弱いため、1年を通して霜が降りない温暖な場所でしか栽培できない果物となっています。栽培できる地域が限られているので、流通量も少なく、地域によっては手に入りにくい場合もあるようです。

美生柑の選び方

果汁が豊富なものが美味しいので、美生柑は手に持った際にずっしりと重たいものがおすすめです。

収穫時に傷が付くことがあるため、皮に傷がある場合もありますが、味に影響はない場合がほとんどです。ただし、美生柑は皮も食べられるので、皮も食べたい場合は表面に傷がなく、ハリと艶があるものを選びましょう。

美生柑の保存方法

室内の風通しのよい冷暗所なら、数日は保管できます。ただし、剝き出しで置いておくと水分がどんどん失われてしまい、果肉がパサついてしまいます。乾燥を防ぐためには袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室にいれて保管するのがおすすめです。

水分が多い果物のため、あまり長く日持ちしません。なるべく早く食べきるようにしましょう。

美生柑の食べ方

ここからは、美生柑のおいしい食べ方をご紹介します。

皮を剥いて食べる

美生柑はやや皮に厚みがありますが、比較的やわらかいので手でむくことができます。手でむきにくい場合は、ナイフで切り込みを入れると、むきやすいですよ。

皮をむいた後は中の房をバラし、薄い膜の中心部にナイフで切り込みを入れてむくと、中の果肉が見えるようになります。美生柑は果汁が多いため、果汁がたれやすく、手がべたつきやすいのが難点です。食べる際はお手拭きや、受け皿を用意するのがおすすめです。

半分に切ってスプーンで食べる

美生柑橘はやわらかい果物のため、横半分に切ってスプーンですくって食べることもできます。この方法なら、皮をむく際に果汁が外にでにくいので、余すことなく果汁を楽しめますよ。

横半分に切ってそのまま果汁を絞り、ジュースとしていただくのもおすすめです。また、果汁と果肉でゼリーにしてもさっぱりと美味しいですよ。

マーマレードにして食べる

美生柑は、皮も食べられる柑橘のため、マーマレードにして余すことなくいただくのもおすすめです。

マーマレードにする場合、8等分して薄い皮をはがした後に果肉を取り出します。鍋に果肉と皮、砂糖を入れ、弱火で煮詰めたら完成です。

皮は少し苦味があるため、一度ゆでこぼして苦味を抜いてから果肉と合わせると美味しく仕上がります。砂糖を入れるため、苦味がきつくなく、食べやすいマーマレードができますよ。皮がきれいな美生柑が手に入ったら、ぜひ作ってみてください。

美生柑は皮まで楽しめる和製グレープフルーツ

美生柑は別名が河内晩柑と言われる果物で、栽培されている地域によっても名前が異なります。晩柑と名づけられているとおり、収穫時期は遅め。見た目、味わいはグレープフルーツによく似ていますが、グレープフルーツよりも苦味が少なく、食べやすいのが特徴です。

美生柑は皮も食べられる柑橘です。皮を剥いて果肉を楽しむのはもちろん、皮をマーマレードにしても楽しめます。

あまり流通していない柑橘なので、見つけたらぜひ手に入れてみてくださいね。

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