DELISH KITCHEN

青いバナナは食べられる?食べ方や食べごろについて詳しくご紹介

作成日: 2022/09/21

バナナというと、日本でもよく食べられている馴染みのある果物ですよね。普通は黄色をイメージしますが、実は青いバナナがスーパーで売られているのを知っていますか?一般的に、青いバナナは黄色に熟す前のバナナのことを指します。

「熟していない青いバナナなんて、食べることができるの?」と思うかもしれません。青いバナナはそのまま食べるには向いていませんが、食べ方を工夫することで美味しく食べることができるのです。

そこで今回は青いバナナについて、おすすめの食べ方や食べごろなどを詳しくご紹介します。

目次

  1. バナナが青い理由
  2. 青いバナナの特徴
  3. 青いバナナの食べ頃
  4. 青いバナナの追熟方法
  5. 青いバナナは食べ方や食べごろに注意して美味しく食べよう

バナナが青い理由

日本のスーパーなどで販売されているバナナの多くは、東南アジアなどの海外から輸入されているものがほとんどで、害虫対策の為、青い状態で輸入されます。そこから日本で追熟加工を行い、店頭で購入する際には多くのバナナが黄色に熟しています。青色は熟す前の状態のバナナなのです。

ちなみにバナナは多品種で皮が赤色や紫色などの品種もあります。銀色がかった青色の「ブルーバナナ」という品種のバナナもあります。完熟することで薄い黄色に変化し、バニラアイスのような味や食感を楽しむことができます。

青いバナナの特徴

青いバナナの、黄色のバナナと比較すると皮や身は硬めです。黄色いバナナは芳醇な香りがしますが、これ対し青いバナナは青臭い香りがするのも特徴です。味の違いについては、青いバナナの実はえぐみがあり甘さは感じられず、芋に近い味や食感をしています。

また青いバナナは黄色に熟したバナナよりも難消化性デンプンが多く含まれていることも大きな違いです。青いバナナが黄色く熟していくにつれて、難消化性デンプンが糖質へと変わっていき次第に甘くなっていきます。

青いバナナの食べ頃

青いバナナはそのまま食べると渋くて硬いので生食には向いていません。加熱をすることでほくほくとした食感になり甘みが出てくるため、揚げたり炒めたりする調理法がおすすめです。

また、「どうしてもそのまま食べたい!」という場合は、常温に置いておくことでバナナを追熟させることができます。バナナの色が黄色くなり、皮の表面に黒い斑点であるシュガースポットが出てきたら完熟の合図です。シュガースポットが出てからは、すぐに腐りやすいのでできるだけ早めに食べるようにして下さいね。

青いバナナの追熟方法

青いバナナはそのままでも食べられないことはありませんが、渋くて硬いです。青いバナナを購入してみたけど、やはりやわらかくて甘いバナナが食べたくなることはありますよね。そんなときはぜひ追熟させてみましょう。

バナナ常温に置いておくだけで良いので、自宅でも簡単に青いバナナから黄色のバナナへと追熟させることができます。気温が20度以下の場合は追熟が進みにくいため、その場合はビニール袋に入れておくことをおすすめです。

また、直接バナナを置くと房の重みで下の部分が傷んでしまうことがあります。もしもバナナを痛ませたくないのであれば、バナナスタンドなどを活用しましょう。

青いバナナは食べ方や食べごろに注意して美味しく食べよう

日本のスーパーなどで販売されているバナナの多くは黄色のものがほとんどですが、青いバナナを扱っているお店もあります。青いバナナは黄色に熟す前の状態のバナナなので、甘さは感じられず、そのまま食べるのには適していませんが、加熱して食べ方を工夫することで美味しく食べることができます。

青いバナナのおすすめの食べ方や食べごろについてもご紹介したので、もしスーパーなどで青いバナナを見かけたら、ぜひ一度買って食べてみてください。

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