ウォッカのおすすめカクテル10種をご紹介！お酒初心者でも美味しく飲めます！

ウォッカとはどういうお酒？

ウォッカとは、大麦やとうもろこし、ジャガイモなどの穀物類を原料にしたお酒です。

ラム、テキーラ、ジンと共に世界4大スピリッツ（蒸溜酒）のひとつとして知られています。
アルコール度数は40度〜60度と高めで、氷点下30度でも凍らないといわれているほどです。

種類によって様々ですが、ラムやテキーラなど他の蒸留酒と比べて無味無臭でクリアな味わいが特徴です。
クセが少ないのでカクテルのベースに使われることが多く、ウォッカを使用したカクテルのバリエーションは豊富にあります。


ここからはそんなウォッカを使ったカクテルを味わい別にご紹介していきます。

「ウォッカ×ジュース」で飲みやすいカクテル

ウォッカはキリッとした味わいで、アルコール度数が強いという印象を抱きやすいですが、ジュースで割ることによって女性でも飲みやすい味わいになります。

ソルティードッグ（ブルドッグ）

ソルティードッグとは、ウォッカをグレープフルーツジュースで割ったカクテルです。
一般的にはグラスの縁に塩をつけたグラスで出され、塩と一緒に味わいます。グレープフルーツジュースの酸味と塩の塩味がマッチして、爽やかで飲みやすいのが特徴です。

塩がついている状態がソルティードッグ、グラスの縁についている塩がとれた状態や塩がない状態がブルドッグと呼ばれ、アルコール度数は約10度とやや高めです。

ソルティードッグのカクテル言葉は『寡黙』、ブルドックのカクテル言葉は『守りたい』です。

【ソルティードッグのレシピ】
ウォッカとグレープフルーツジュースを混ぜた基本のソルティードッグのレシピをご紹介します。飲みやすさに合わせてグレープフルーツジュースの割合を変えながら、爽やかな味わいをお楽しみください。

モスコミュール

モスコミュールはウォッカをライムジュースとジンジャーエールで割ったカクテルです。
ライムの爽やかな酸味とジンジャーエールのピリッとした辛さ、炭酸のシュワっとした喉ごしがマッチした味わいが特徴で、ジンジャーエールの種類によって甘味や辛みを変えることができます。

アルコール度数は約10度と、飲みやすいわりにはやや高いので注意が必要です。
カクテル言葉は『その日の内に仲直り』なので、ケンカをしてしまったときにもぴったりですね。

【モスコミュールのレシピ】
ウォッカとジンジャーエールにライムの香りが爽やかでおいしいモスコミュールのレシピです。口当たりがよく、お料理との相性も抜群ですよ。お好みの味わいのジンジャーエールを使ってくださいね。

スクリュードライバー

スクリュードライバーはウォッカをオレンジジュースで割ったカクテルです。その由来は、当時油田で働いていた作業員がマドラーの代用でねじ回しを使ってカクテルを混ぜて飲んでいたことからと言われています。

アルコール度数が高いウォッカですが、フレッシュなオレンジジュースと合わさることでアルコール度数は約10度になり、甘口で飲みやすいのが特徴です。
カクテル言葉は『貴方に心を奪われた』です。

【スクリュードライバーのレシピ】
ウォッカとオレンジジュースを混ぜるだけで完成のスクリュードライバーをご紹介します。オレンジジュースの甘みが強く、ウォッカの味わいが少しわかりにくいので割合には気をつけて作ってみてくださいね。

ルシアン・コーク

ルシアン・コークとはウォッカをコーラで割ったカクテルで、コーラのシュワッとした口当たりや甘味が合わさることで飲みやすい味わいとなるのが特徴です。

コーラはコンビニや自販機でも購入することができるので、手軽に作ることができますよ。アルコール度数は約10度で、カクテル言葉は『誘惑』です。

【ルシアン・コークのレシピ】
コーラの甘みと炭酸で飲みやすいルシアン・コークのレシピです。クセが少ないウォッカを使用しているので、さっぱりと爽やかな味わいが楽しめます。こってりした料理ともよく合うので、合わせてみてくださいね。

ブラッディメアリー

ブラッディメアリーは、ウォッカにトマトジュースとスパイス系の調味料を加えたカクテルで、これまでに紹介したウォッカカクテルと違い、塩味があってスパイシーな味わいが特徴です。
カクテルの名前は「血まみれメアリー」の異名で知られたイングランドの女王・メアリー1世からつけられたと言われています。

一緒に混ぜるスパイスは塩、こしょう、タバスコ、ウスターソースなどを用いるのがおすすめで、甘めのカクテルを飲んだ後、口をさっぱりさせたい時にぴったりのカクテルです。

アルコール度数は約10度で、カクテル言葉は『私の心は燃えている』といった情熱的な意味を持っています。

【ブラッディメアリーのレシピ】
ウォッカとトマトジュースを混ぜたさっぱりした味わいのカクテルです。このレシピではシンプルな割合をご紹介していますが、お好みでレモン汁やタバスコなどを使用して好きな味わいを見つけてくださいね。

「ウォッカ×お酒」で中上級者向けのカクテル

ウォッカを使ったカクテルには、さらに別の種類のお酒を混ぜて作るカクテルもあります。味はおいしいのでお酒が好きな人や強い人にはおすすめですが、アルコール度数が強くなるので飲むときはチェイサーを頼むなど注意が必要です。

カミカゼ

カミカゼはウォッカにオレンジ風味のリキュールであるホワイトキュラソー、ライムジュースを加えて混ぜたカクテルで、日本海軍の神風特攻隊の名前に由来しています。

名前の通りキレがありさっぱりしたのど越しが特徴ですが、アルコール度数は約30度と高いので飲むときには気をつけましょう。カクテル言葉は『あなたを救う』です。

【カミカゼのレシピ】
ウォッカとほんのり甘いホワイトキュラソー、爽やかなライムジュースを混ぜたカクテルです。ライムが添えられておりドライな味わいで、甘いものが苦手な方にぴったりですよ。

コスモポリタン

コスモポリタンはウォッカにホワイトキュラソー、クランベリージュース、ライムジュースを加えて混ぜたカクテルで、上でご紹介したカミカゼにクランベリージュースを加えたものです。

きれいな赤色やピンク色のかわいい見た目が特徴でクラムベリーの甘酸っぱさやライムの爽やかな味わいが楽しめますが、アルコール度数は約25度ととても高いです。
カクテル言葉は見た目にもイメージできそうな『華麗』です。

【コスモポリタンのレシピ】
クランベリージュースの赤さが特徴のコスモポリタンのレシピです。ライムジュースやオレンジ風味のホワイトキュラソーが使われており、フルーティーな味わいです。少しずつゆっくり楽しみましょう。

バラライカ

バラライカはウォッカにホワイトキュラソー、レモンジュースもしくはレモン汁を加えて混ぜたカクテルで、使われるグラスの形がロシアの楽器「バラライカ」に似ていることが名前の由来とされています。

レモンの酸味とウォッカのパンチのある味が混ざり合い、スッキリとした味わいで男女問わず人気のカクテルと言われています。アルコール度数は約30度でカクテル言葉は『恋は焦らず』です。

【バラライカのレシピ】
ウォッカとレモン果汁をメインに使ったカクテルです。柑橘の爽やかな風味とすっきりとした味わいをお楽しみください。

ブラックルシアン

ブラックルシアンはウォッカにコーヒーリキュールを加えて混ぜたカクテルで、琥珀色の見た目が特徴のカクテルです。
コーヒーリキュールの種類によっては甘口で飲みやすくすることもできますが、お酒同士の配合のためアルコール度数は高めの約35度なので、飲みすぎには気をつけたいお酒です。

コーヒー風味なのでなじみのある味わいが魅力で、カクテル言葉は『大胆な考え方を示す無邪気な人柄』です。

【ブラックルシアンのレシピ】
コーヒーリキュールの甘みと香りが特徴的なブラックルシアンのレシピです。甘口なので口当たりはよいですが、アルコール度数が高いカクテルです。食後やデザート代わりにゆっくりと味わってくださいね。

ロングアイランドアイスティー

ロングアイランドアイスティーはウォッカにジン、ホワイトラム、テキーラ、コアントローなど複数のお酒にオレンジリキュールやレモンジュース、コーラを加えて混ぜたお酒です。

名前にティーとついていますが、実は紅茶は入っていません。複数のお酒を合わせることで紅茶に似た見た目と味わいになる驚きのカクテルです。用意するジュースやお酒が多いため自宅で作るには難易度がありますが、逆に言えば作りがいのあるカクテルとも言えますね。アルコール度数は約25度で、カクテル言葉は『希望』です。

【ロングアイランドアイスティーのレシピ】
材料に紅茶はないのになぜか紅茶に似た味わいになる不思議なカクテルです。飲みやすい味わいですが、アルコール度数が高いのでペースを考えながらお召し上がりくださいね。

ウォッカはクセがなくいろいろな飲みものと相性がよいお酒

ウォッカとはどのようなお酒なのか、ウォッカを使ったおすすめのカクテル10種類を解説しました。ウォッカは他の蒸留酒と比べてクセが少なくクリアな味わいが特徴です。

ジュースはもちろん他のお酒と一緒に割るカクテルもありさまざまな味わいが楽しめます。ぜひ今回ご紹介したレシピを参考に、お好みの割り方を見つけておうちでカクテルを楽しんでみてください。