排骨・排骨麺とはどんな料理?味わい・特徴・作り方もご紹介!
作成日: 2023/11/13
更新日: 2023/11/16
ルーローハンやタピオカなど、近年ブームになっている台湾料理。全国に台湾料理専門店が増えてきていますよね。そんな中、お店で「排骨」というメニューを見たことがある人も多いはず。聞きなれない名前ですが、一体どのような料理なのでしょうか。
この記事では排骨とはどのような料理なのか、味わいや特徴、おすすめレシピなどをご紹介します。
排骨について知ろう!
まずは排骨について詳しく解説します。
排骨とは?
排骨とは、豚のスペアリブという意味の中国語です。スペアリブだけでなく、骨なしのばら肉やロース肉で代用したものを「排骨」と呼ぶこともあります。
豚肉に衣をつけて揚げたものや、それを醤油ベースのタレで煮込んだ料理のことも排骨と言い、台湾では駅弁や屋台、家庭料理として親しまれています。台湾では骨付きのものが多いですが、日本では骨なしで提供されることがほとんどです。
中国語では「パイグゥ(páigǔ)」と発音しますが、日本では「パーコー」や「パイコー」とと呼ばれています。
どんな味わい?
排骨は、五香紛などの香辛料が使われており、スパイシーな風味がやみつきになります。カリッとした衣とジューシーな豚の脂が相性抜群。ボリューム満点ですが、脂っこさが少なく、1枚ペロッと食べられます。
屋台で食べ歩きするのはもちろん、ご飯にもお酒にも合います。
排骨麺・排骨飯について
本場台湾では、排骨を麺やご飯の上にのせて食べることもあります。サクサクの排骨とはまた違った味わいを楽しめますよ。続いては、排骨麺と排骨飯についてご紹介します。
排骨麺とは?
排骨麺とは、排骨を醤油ラーメンの上にのせた麵料理のこと。台湾のソウルフードとして親しまれており、日本でも一部の中華料理店で提供されています。
ボリュームがあり、インパクト大の見た目ですが、味は意外とあっさり。サクサクでジューシーな排骨とつるっとのどごしのいい醬油ラーメンは相性ぴったりです。
排骨飯とは?
排骨飯とは、排骨を醤油ベースのタレで煮込んだものを、白米にのせた料理のことです。五香紛(ウーシャンフェン)の香りに食欲が刺激されます。日本でいえばカツ丼のような存在で、台湾では屋台や駅のお弁当として売っていたりもするほど広く親しまれている料理です。
煮卵とたくあん、青菜などが添えられているのが定番です。豚肉はジューシーでしっとりやわらかく、タレが染み込んだご飯とよく合います。
DELISH KITCHENの排骨のレシピ
続いては、排骨のレシピをご紹介します。ぜひご家庭で作ってみてください。
ボリューム満点!パイコー飯(排骨飯)
油で揚げずに作る、お手軽なパイコー飯(排骨飯)のレシピです。オイスターソースのコクとスパイシーなカレー粉が相性ぴったり。ご飯が進む味付けです。黄パプリカとチンゲン菜を添えることで彩りが鮮やかに仕上がります。
排骨とは豚のスペアリブだった
排骨とは中国語で「豚のスペアリブ」を意味する言葉で、豚肉に衣をつけてあげたものや、それを醤油ベースのタレで煮込んだものを指します。台湾の代表的な屋台料理で、日本でも中華料理店や台湾料理店で食べられます。
カリカリジューシーな排骨を、ぜひ味わってみてくださいね。