上白糖やグラニュー糖から粉砂糖を作る方法をご紹介!
作成日: 2024/02/02
お菓子作りのトッピングや仕上げに使う材料といえば粉砂糖。
特にガトーショコラやブラウニー、スノーボールクッキーやパンケーキなどは粉砂糖がかかっているかいないかで見栄えが変わりますよね。
とは言いつつも、自宅に粉砂糖が無い...!といった経験一度はありませんか?
仕上げまでとても良いものを作れたのであれば、最後の仕上げまできれいに作りたいですよね?
そこで!今回は粉砂糖が家に無い場合でも、簡単に粉砂糖を作る方法をご紹介します。
お誕生日やクリスマス、バレンタインやホワイトデーといった際のお菓子作りにぜひお役立てください!!
自宅で簡単に粉砂糖を作る方法
用意するもの
・グラニュー糖
・ミキサー
この2つのみです!粉砂糖も結局は砂糖をコーヒー豆のように挽いて作られるので、砂糖以外に加えるものはありません。とてもお手軽ですよね?
しかし、「普通の砂糖はあるけどグラニュー糖はない!」といったお声もあるかと思います。
おそらく普通の砂糖とは上白糖のことかとは思いますが、もちろん普通の砂糖でもグラニュー糖の代わりになります。
グラニュー糖も上白糖も同じサトウキビから作られる砂糖ですが、グラニュー糖の方が結晶が大きくサラサラとしています。
一方、上白糖の結晶はグラニュー糖に比べると小さく、その分湿気などを吸いやすい性質があります。
また、上白糖は製造過程で転化糖と呼ばれる他の糖類が含まれるので、グラニュー糖よりも甘みは強くなります。
粉砂糖に使うのであれば、できれば味の調節もしやすいグラニュー糖を使うのがおすすめです。
ちなみにお家にあればコーヒーに入れるスティクシュガーでも可能ですよ!
かなり稀なケースですが、茶色をしているの三温糖でも粉砂糖を作ることはできます。
しかし、三温糖は独特の香りがするため、お菓子全体の風味にも影響が与えかねず、色味も茶色のため、見た目に影響が出てしまうことから、おすすめはしません。
そして、ミキサーですが、ミキサー以外にもミルサーやフードプロセッサーなど細かく砕くことができる器具であれば、どれでも問題ありません!
粉砂糖を作る手順
①ミキサーなどの器具の水分や油分を拭き取る
②グラニュー糖を入れて、スイッチを押して粉になるまで粉砕する
以上の2工程で簡単に粉砂糖ができます!
粉砂糖作りのポイント
①器具に水分が残っているとミキサーの中で砂糖が固まってしまうため、先に水分は取り除きましょう。
②使用する砂糖の量が少なすぎると、メーカーによってはミキサーの刃にあたらず粉砕できないので砂糖の量に注意しましょう。
③グラニュー糖や上白糖自体が元々湿気などで塊になっている場合があるため、時折ミキサーの中を確認してムラなく粉状になっているか確認しましょう!
粉砂糖のかけ方のコツ
できた粉砂糖をお菓子等にかける場合は、指でつまんでパラパラとかけるよりも、ふるいや急須についている茶漉しなどに入れて、トントンとたたきながらかけることでお菓子の表面に粉砂糖をムラなくかけることもできます。
また、お菓子などに振りかけた粉砂糖は時間が経つと溶けてしまうので、可能であれば食べる直前や、プレゼントする直前にかけましょう!
粉砂糖の保存方法
粉砂糖はグラニュー糖や上白糖を細かく砕いてでてきる分、さらに湿気や熱に弱く固まりやすいため、缶やビン、密閉式の保存袋などに入れて保存することをおすすめします。
可能であれば、手作りした分は早めに使い切ってしまった方がよいでしょう。
もしも自宅にコーンスターチがあれば、少量混ぜることで、吸湿性が抑えられ粉砂糖が固まりにくくなります。
コーンスターチについては以下の記事をご確認ください
今後は粉砂糖がない時でも安心!
粉砂糖は家にあるグラニュー糖や上白糖とミキサーなどがあれば簡単に作ることができます!
粉砂糖がスーパーに無くていつも仕上げを諦めていた....なんていう方も今回の記事を読んで、美しいお菓子作りに挑戦してみてください!