ボンボローニとはどんなお菓子?味や特徴・その魅力を解説!
作成日: 2024/04/09
イタリアの伝統的なお菓子、ボンボローニ。その名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?しかし、具体的にどのようなお菓子なのか、その特徴や味わい、他のお菓子との違いを詳しく知っている方は少ないかもしれません。今回は、そんなボンボローニについて詳しく解説していきます。
ボンボローニとは?
ボンボローニは、イタリアのトスカーナ地方発祥の伝統的なお菓子です。
発酵させたパン生地を、丸い形にして揚げ、その中にたっぷりのクリームやジャムなどを詰めたもので、仕上げに砂糖がまぶされています。パン生地を揚げているので、どっしりとした重厚感のある生地が特徴の一つです。
もともとは、「クラップフェン」というドイツの郷土菓子でしたが、18世紀にドイツの貴族であるハプスブルグ家の統治下だった、現在のイタリアのトスカーナ地方に伝えられ、「爆弾」という意味のBombから「ボンボローニ」という名前で呼ばれるようになりました。
このボンボローニは、単数のときは「ボンボローネ(Bombolone)」、複数ある場合は「ボンボローニ(Bomboloni)」と、呼び方が変わります。
ボンボローニの特徴
ボンボローニの最大の特徴は、その食感と味わいです。一口噛むと、外側はサクッと、中はもっちりとした食感が広がります。
食感
ボンボローニの外側は、揚げたてのためにサクッとした食感があります。一方、中はもっちりとした食感があり、生地のコントラストが楽しめます。どっしりと重厚感のある生地なので、食べ応えもありますよ。
味わい
ボンボローニの味わいは、中に詰まったクリーム、ジャムによって大きく変わります。一般的には、バニラクリームやチョコレートクリームが用いられますが、果物のジャムを使用したものもあります。そのため、一つ一つのボンボローニが異なる味わいを楽しむことができます。
マリトッツォとの違い
ボンボローニは、他のお菓子と混同されることがあります。
マリトッツォもイタリアの伝統的なお菓子で、ボンボローニと同じく中にクリームが詰まっています。しかし、マリトッツォは焼き菓子であり、ボンボローニのような揚げ菓子ではありません。また、マリトッツォの中にはホイップクリームが詰まっているのが一般的です。
本場ボンボローニの楽しみ方
本場イタリアでは、ボンボローニは朝食やおやつ、デザートとして楽しまれています。また、イタリアのカフェでは、エスプレッソと一緒にボンボローニを楽しむのが一般的です。さらに、ボンボローニは持ち運びが容易なため、ピクニックやパーティーのお供にも最適です。
ボンボローニはイタリア発祥の伝統菓子!
ボンボローニは、その独特の食感と味わいから、イタリアだけでなく世界中で愛されているお菓子です。イタリアではエスプレッソと一緒に食べられることが多いですよ。一度、ボンボローニの魅力を味わってみてはいかがでしょうか?