【裏技】肉汁溢れるジューシーハンバーグの作り方とコツ
作成日: 2024/06/07
ハンバーグを作る際、一口かじるとたっぷりの肉汁が溢れ出すジューシーな仕上がりを目指す方も多いでしょう。今回は、そんな理想のハンバーグを実現するための裏技をご紹介します。簡単にできる工夫で、プロ級の肉汁たっぷりハンバーグを家庭で楽しめます!
肉汁溢れるハンバーグを作る裏技
ハンバーグの肉汁を逃さないためのポイントは、材料選びと調理方法にあります。ここでは、効果的な裏技をいくつか紹介します。
塩を入れてこねる
ハンバーグのタネを作る際に、よく冷やしたひき肉に塩だけを入れてしっかりとこね、その後に調味料や玉ねぎなどを加えて作る方法があります。
塩は肉のタンパク質を結びつけ、肉汁を閉じ込める効果があります。特に、タネをこねるときに塩を入れることで、肉の繊維が結びつきやすくなり、焼いたときに肉汁が外に出にくくなるのです。
粉ゼラチンを入れる
粉ゼラチンをハンバーグのタネに加えることで、焼いている間に肉汁が逃げるのを防ぐことができます。ゼラチンは熱で溶けて、肉汁をしっかりと閉じ込める役割を果たします。このテクニックは特に効果的で、簡単にジューシーな仕上がりを実現します。
マヨネーズを入れる
マヨネーズを少量加えることで、肉が柔らかくジューシーになります。マヨネーズの油分が肉汁を保つ役割を果たし、さらに酸が肉の繊維を柔らかくします。これにより、焼き上がりのハンバーグがふっくらとしてジューシーになるのです。
牛乳で浸したパン粉を入れる
パン粉を牛乳で浸してからタネに混ぜる方法も有効です。パン粉が牛乳を吸収してふくらむことで、ハンバーグが焼かれている間に水分が保持され、ジューシーな仕上がりになります。また、牛乳自体がハンバーグに豊かな風味を与えてくれます。
氷を入れる
意外かもしれませんが、ハンバーグのタネの中に小さな氷を入れて焼く方法もあります。氷が溶けることで蒸気が発生し、ハンバーグ内部の温度が下がり、肉汁を逃がさない効果があります。これにより、外はカリッと中はジューシーなハンバーグが完成します。
冷やしながらこねる
ハンバーグのタネを冷やしながらこねることで、脂肪が溶けずに形を保ち、焼く際に肉汁が溢れ出すのを防ぎます。
裏技を活用したハンバーグのレシピ
ここでは、上記の裏技を使った具体的なハンバーグのレシピを紹介します。
材料【2人分】
合いびき肉・・・・・250g
玉ねぎ・・・・・・・1/4個(50g)
サラダ油・・・・・・大さじ1/2
☆肉だね調味料
パン粉・・・・・・・大さじ3
牛乳・・・・・・・・大さじ1
卵・・・・・・・・・1個
塩・・・・・・・・・小さじ1/3
こしょう・・・・・・少々
粉ゼラチン・・・・・5g
★ソース調味料
カットトマト缶・・・1/2缶(200g)
水・・・・・・・・・50cc
ケチャップ・・・・・大さじ2
ウスターソース・・・大さじ1
塩こしょう・・・・・少々
作り方:
①玉ねぎはみじん切りにする。耐熱容器に入れてラップをせずに600Wのレンジで30秒加熱し、冷ます。
②ボウルにパン粉、牛乳を入れてなじませる。合いびき肉、玉ねぎ、残りの☆を入れて粘りが出るまで混ぜる。2等分にして空気を抜き、小判形に成形して中心をくぼませる(肉だね)。
【ポイント】
合いびき肉は直前まで冷蔵庫に入れておきましょう。
粘りが出るまで混ぜることで、中の空気が抜け、焼いている時のひび割れを防いで肉汁を閉じ込めます。
手に冷水もしくはサラダ油をつけるとひき肉がつきにくくなり、成形しやすくなります。
③フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、肉だねを並べ入れる。焼き色がつくまで焼いて上下を返し、ふたをして肉に火が通るまで弱火で8〜10分焼いて取り出す(ハンバーグ)。
【ポイント】
竹串を刺して透明な肉汁がでるまで加熱しましょう。
④同じフライパンに★を入れて中火で熱し、混ぜながらふつふつとしてきたらとろみがつくまで2〜3分ほど煮詰める(ソース)。
【ポイント】
フライパンに汚れがある場合はキッチンペーパーでさっとふきとりましょう。
⑤ハンバーグを器に盛り、ソースをかける。
上でご紹介したレシピはこちらの動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!
裏技を使って美味しいハンバーグ作りを!
今回ご紹介した裏技を使えば、家庭でもプロ級のジューシーなハンバーグを楽しむことができます。ぜひ一度試してみてください。美味しいハンバーグ作りを楽しんでください!