ポップオーバーってどんな食べ物?特徴や作り方をご紹介!
作成日: 2024/06/14
ポップオーバーは、アメリカ発祥の軽い食感のパンの一種で、その独特な形状とフワフワの食感が特徴です。この記事では、ポップオーバーとはどんな食べ物なのか、どんな材料で作るのか、そしてレシピについて詳しく紹介します。
ポップオーバーとは?
ポップオーバーとは、小麦粉や強力粉、牛乳、卵、バターを主な材料として作られる軽いパンの一種です。パンといっても発酵時間はなく生地をマフィン型などに流し込み高温で焼いたらすぐにでき上がるクイックパンです。
名前の由来は、生地がオーブンで焼かれる際に膨らみ、型から弾け飛びだす(popover)様子から来ています。この膨らみは、生地に含まれる水分が蒸気となって膨張することで生じます。
ポップオーバーの最大の特徴は、外はカリカリで、中は空洞のように軽い食感です。そのためシュークリームの皮に非常に似た食感といえます。この空洞部分は、ジャムやバターを詰めるなどして楽しむことができます。
ポップオーバーは子供から大人まで幅広く愛されるパンで、そのシンプルな味わいが様々な食材と相性が良い点もポイントです。朝食にバターとジャムを添えて楽しんだり、ランチにスープと一緒に食べたりと、使い方は無限大です。
ポップオーバーの歴史
ポップオーバーの起源は19世紀のアメリカで、イギリスの「ヨークシャープディング」から派生したものとされています。イギリスでは、ローストビーフの付け合わせとして出されることが多かったこの料理が、アメリカに渡ってからはより軽く、デザートや朝食のパンとして進化しました。
ポップオーバーの作り方
ここからはポップオーバーの作り方をご紹介します。
普通のパン作りと比べると発酵の時間は必要ないので、お手軽に作ることができますよ!
材料もスーパーで簡単に購入できるので、ぜひ一度作ってみてください。
材料【6個分】
薄力粉・・・・・70g
強力粉・・・・・40g
有塩バター・・・10g
卵・・・・・・・2個
牛乳・・・・・・200㏄
塩・・・・・・・小さじ1/4
手順
①薄力粉と強力粉を合わせてふるっておく。バターは600wの電子レンジで1分加熱し溶かしておく
②ボウルに卵を割り入れてほぐし、牛乳、塩、バターを入れ泡立て器で混ぜる
③ふるった粉類を加え混ぜ合わせ、ラップをし常温で30分休ませる
【ポイント】
※多少のダマが残っていてもOKです。混ぜ過ぎに注意しましょう。
④型の半分くらいまで生地を流し入れる
⑤210℃に予熱したオーブンで15分焼き、180℃に下げて20分焼く
以上で完成です!
今回ご紹介したレシピは以下の動画でもご視聴いただけます。
ぜひこちらも見てみてください。
ポップオーバーはシュークリームのようなパン!
ポップオーバーは、その軽い食感と手軽さで人気のパンです。基本的な材料さえあれば簡単に作ることができ、アレンジ次第で無限の楽しみ方があります。この記事で紹介したレシピを参考に、ぜひご自宅で美味しいポップオーバーを作ってみてください。外はカリッと中はフワフワのポップオーバーは、きっとご家族や友人にも喜ばれることでしょう。