アセロラとは?特徴や栄養価についてご紹介
作成日: 2024/06/14
更新日: 2024/06/18
アセロラは、その鮮やかな赤い果実と非常に高い栄養価で知られ、多くの人々に健康食品として親しまれています。本記事では、アセロラの栄養素や効能、栽培環境、日本国内の生産地など、幅広い情報を詳しくご紹介します。
アセロラはどんな果物?
アセロラは、熱帯地域を中心に栽培される果物で、その特徴的な赤い果実と高い栄養価で知られています。アセロラの木は高さ2〜3メートルほどで、ピンク色の小さな花を咲かせます。果実は2〜3センチメートルの大きさで、熟すと濃い紅色になります。
アセロラの原産地は西インド諸島や中南米の熱帯地域です。アセロラの木は温暖な気候を好み、年間を通じて高温多湿の環境でよく育ちます。日本では主に沖縄県で生産されており、豊富な日光と適度な降雨量が高品質なアセロラの生育に適しています。
レモンに似た酸味があり、そのまま食べるほか、ジュースやサプリメントとしても人気です。
アセロラの種類
アセロラには、酸味種と甘味種の2種類があります。酸味種は、非常に高いビタミンC含有量を誇り、酸味が強く、そのまま食べるよりもジュースや加工食品に適しています。一方、甘味種は酸味が控えめで、そのまま食べても美味しく楽しめます。
アセロラの栄養と効能
アセロラは、非常に高いビタミンC含有量で知られています。特に酸味種は果実の可食部100gあたり1700mgものビタミンCを含み、これはレモンの果汁の約34倍に相当します。ビタミンCは、抗酸化作用や免疫力の向上に寄与し、健康維持に欠かせない成分です。
また、アセロラにはポリフェノールも含まれており、これが健康促進や老化防止に役立つとされています。
アセロラはビタミンCの宝庫!
アセロラがスーパーフードと言われる所以をまとめました。美容や健康のために上手に生活に取り入れてバランスの良い食生活を心がけましょう。
【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)
【参照】
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』ビタミンC
厚生労働省e-ヘルスネット『抗酸化物質』(2024/6/14)