DELISH KITCHEN

冷凍干物を焼く時のポイントと具体的な焼き方をご紹介

作成日: 2024/06/28

冷凍干物は保存が効き、手軽に美味しい魚料理を楽しむことができる食材です。しかし、上手に焼くためにはいくつかのコツが必要です。この記事では、冷凍干物の焼き方について詳しく解説します。初心者でも簡単にできる焼き方や、魚焼きグリル、オーブントースター、フライパンそれぞれでの焼き方のポイントを紹介します。また、解凍が必要かどうかや、解凍する場合の方法についても触れます。美味しい冷凍干物を楽しむための参考にしてください。

目次

  1. 冷凍干物を焼く時のポイント
    1. 凍ったまま焼く
    2. 焦げに注意する
    3. 【フライパンの場合のみ】周りに酒、または水を入れてを蒸し焼きにする
  2. 冷凍干物の焼き方
    1. 冷凍干物を焼く前の確認事項
    2. 【調理別】冷凍干物の焼き方
    3. 魚焼きグリルでの焼き方
      1. 予熱する

      2. 焼き始める

      3. 焼き加減を確認

    4. オーブントースターでの焼き方
      1. アルミホイルを敷く

      2. 焼き始める

      3. 焼き加減を確認

    5. フライパンでの焼き方
      1. フライパンに油を敷く / クッキングシートや魚焼きホイルを敷く

      2. 焼き始める

      3. 焼き加減を確認

  3. ポイントを押さえて美味しく冷凍干物を食べましょう

冷凍干物を焼く時のポイント

冷凍干物の焼き方のポイントについてご紹介します。

凍ったまま焼く

干物は解凍すると旨み成分(ドリップ)が出てしまうので、凍ったままじっくり弱火で焼くのがおすすめです。また干物以外にも塩鮭など味がついた冷凍魚も、水分が抜けてドリップが出にくいため、解凍せずに焼いてもおいしさが保たれます。

焦げに注意する

干物は焦げやすいので、弱火から中火でじっくり焼きましょう。
フライパンやオーブントースターを使って焼く場合は、クッキングシートや市販の魚焼きホイルを利用すると焼き加減の調整ができるだけでなく、こびりつきも防止でき、後片付けも簡単なのでおすすめです。

【フライパンの場合のみ】周りに酒、または水を入れてを蒸し焼きにする

フライパン調理の場合のみですが、ふっくら仕上げたい場合は蓋をして裏面を焼く前に酒、または水を大さじ1を鍋肌から加えてみてください。この時、干物に直接かけてしまうと身の部分がべちゃべちゃしてしまうので、フライパンの縁に沿うように入れてください。

以上の点を押さえて、冷凍干物は焼きましょう!

冷凍干物の焼き方

これから具体的に冷凍干物の焼き方について説明します。
焼く前に確認しておくこと、そして調理別の焼き方の手順、焼く時のポイントも細かくご紹介しますので、ご使用される調理方法にあわせてお読みください。

冷凍干物を焼く前の確認事項

冷凍干物を焼く前に、解凍が必要かどうかを確認しましょう。もし解凍する場合は、冷蔵庫での自然解凍や流水解凍を利用します​ ​。
また、干物の大きさや厚みなどにより、焼き時間は違ってきます。あらかじめどの程度の焼き時間が必要かは確認が必要です。
調理中は、機器から離れないようにし、焼きすぎに注意しましょう。

【調理別】冷凍干物の焼き方

魚焼きグリル、オーブントースター、フライパン、それぞれの冷凍干物の焼き方をご紹介します。

魚焼きグリルでの焼き方

魚焼きグリルは高火力でじっくりと火を通すことができるので、冷凍干物を焼くのにおすすめです。
両面焼きのグリルがあるご家庭であれば、裏返す手間も省けますので簡単に焼くことができます。焼き網にサラダ油を塗っておくと魚がくっつきにくくなります。

予熱する

魚焼きグリルを予熱しておき、受け皿があるグリルの場合は水を入れておく(水なしグリルは不要)

焼き始める

中火で片面(身側)を5〜7分焼き、ひっくり返してさらに5〜7分焼く。

※使用する魚焼きグリル、魚のサイズや厚みによっても加熱時間は変わるため、事前にご確認ください。
ホッケのような大きい干物を焼くときは冷蔵庫に3〜4時間おき、半解凍にしてから焼きましょう。

焼き加減を確認

表面に適度な焦げ目がついたら完成。

オーブントースターでの焼き方

オーブントースターで焼くと表面がパリッとした仕上がりになり、身のふわふわした食感と皮などのパリっとした食感の両方を楽しむことができます。タイマーになっているものがほとんどなので、焼きすぎの心配も防ぐことができますよ。

アルミホイルを敷く

オーブントースターのトレイにアルミホイルを敷く。

焼き始める

オーブントースターで片面(身側)を5〜7分焼き、裏返してさらに5〜7分焼く。

※使用するトースター、魚のサイズや厚みによっても加熱時間は変わるため、事前にご確認ください。
ホッケのような大きい干物を焼くときは冷蔵庫に3〜4時間おき、半解凍にしてから焼きましょう。

焼き加減を確認

表面がこんがり焼けたら完成。

フライパンでの焼き方

フライパンに油を敷く / クッキングシートや魚焼きホイルを敷く

フライパンに大さじ1杯程度の油を引きましょう。油を引くことで身がフライパンにこびりつくのを防ぐことができます。クッキングシートや魚焼きホイルがあれば、それらを敷いて焼くのがおすすめです。

焼き始める

まずは蓋をせずに片面(身側)を弱火〜中火で5〜7分焼き、裏返してから蓋をし、さらに5〜7分蒸し焼きにする。

※魚のサイズや厚みによっても加熱時間が変わります。裏面を焼く前に酒、または水を大さじ1を干物にかからないように鍋肌から加えてから、蒸し焼きにすることで身をよりふっくらとさせることができます。

焼き加減を確認

表面に適度な焦げ目がついたら完成。

ポイントを押さえて美味しく冷凍干物を食べましょう

冷凍干物を美味しく焼くためには、適切な解凍方法と焼き方を知ることが大切です。魚焼きグリル、オーブン、フライパンそれぞれの方法を試し、最適な焼き方を見つけてください。美味しい冷凍干物をぜひ楽しんでみてください。

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