「クロカンブッシュ」とはどんなスイーツ？レシピもご紹介♪

クロカンブッシュとは？

クロカンブッシュは、フランスの伝統的なデザートです。フランス語で「ごつごつした木」という意味を持ちます。「プチシュー」と呼ばれるひとくちサイズの小さなシュークリームを、ツリーのように積み上げます。その際、飴やカラメル、チョコレートなどを接着剤のように使います。

クロカンブッシュの味わい

クロカンブッシュは小さい「プチシュー」にたっぷりのクリームが入っており、濃厚な味わいです。トッピングや接着剤の役割を果たす飴やカラメルがパリパリとした食感を生み出し、クリームとの食感の違いを楽しみながら食べることができます。

クロカンブッシュに込められた想い

「シュー」はフランス語でキャベツを表すのですが、フランスでは恋人や愛する人、子供を「モン・シュー（私のキャベツ）」と呼ぶことがあります。フランスではキャベツは「可愛い」「愛おしい」という言葉の代名詞でもあるのです。その他、欧米では「子供はキャベツ畑から生まれる」という言い伝えもあり、キャベツは子宝の象徴となっています。
結婚式などでも使われるクロカンブッシュですが、子孫繁栄の祈りや愛しい人への愛が込められたスイーツでもあります。

クロカンブッシュの作り方

ここではクロカンブッシュの作り方をご紹介します。

材料 【1台分(高さ25cm×直径18cm)】

・シュークリーム[ミニ]・・・・・・・43個
・ホイップクリーム・・・・・・・・適量

シュークリームのデコレーション
・ミルクチョコレート・・・・・・・100g
・ホワイトチョコレート・・・・・・80g
・ストロベリーチョコ・・・・・・・2枚(100g)
・アラザン・・・・・・・・・・・・適量
・トッピングシュガー・・・・・・・適量

仕上げ用
・ラズベリー・・・・・・・・・・・適量
・ブルーベリー・・・・・・・・・・適量
・ミント・・・・・・・・・・・・・適量

手順

①【土台】A4の厚紙を先を少しとがらせながら、底面の直径が6cmの円錐状になるようにまるめ、ホッチキスで数カ所止める。底面が水平になるようにハサミで切る。アルミホイルを全体に巻きつける。
【ポイント】底面の直径が6cm、高さ20cmの土台を作ります。

②【シュークリームのデコレーション】耐熱容器にチョコレートを割り入れてふんわりとラップをし、600Wのレンジで1分程加熱してなめらかになるまで混ぜる。同様にホワイトチョコレート、ストロベリーチョコも溶かす。

③シュークリームの表面に2のチョコレートを等分にぬり、アラザン、トッピングシュガーをちらす。同様に計12個作り、表面が乾くまでおく。ホワイトチョコレート、ストロベリーチョコも同様に作る(計36個)。
【ポイント】プレーン用に7個とっておきましょう。お好みのチョコレート、トッピング材料でお作りいただけます。

④平皿の中心に土台をおき、1cm程隙間をあけて土台のまわりにホイップクリームをしぼる。ホイップクリームに3のシュークリーム、残りのシュークリームをのせる。

⑤並べたシュークリームの上にホイップクリームをしぼり、3のシュークリーム、残りのシュークリームをのせる。同様に頂点まで繰り返す。
【ポイント】土台に立てかけるようにしてのせていくと、きれいに仕上がります。

⑥シュークリームの隙間を埋めるようにホイップクリーム、ラズベリー、ブルーベリーを付け、ミントを飾る。

詳しいレシピ動画はこちら

クロカンブッシュを楽しもう

クロカンブッシュは、フランスの伝統的なデザートであり、その美しさと味わいは特別なイベントにぴったりです。初心者でも作りやすいレシピを活用して、自宅でオリジナルのクロカンブッシュに挑戦してみてください。家族や友人と一緒に楽しむことで、さらに素敵な思い出が増えますよ♪