イタリア食材「ボッタルガ」とは？味わいや食べ方もご紹介♪

ボッタルガとは？

ボッタルガは、「ボラやマグロの卵巣を塩漬けし乾燥させた食材」で、日本でいう「からすみ」と似た食材です。日本のからすみと比べると塩味がマイルドで、しっとりとした食感をしています。ボッタルガはそのままスライスして食べることもできますが、削ってパスタやサラダにかけて食べたりもします。

サルデーニャの金とは？

サルデーニャ島のボッタルガは、最高級品質で知られ「サルデーニャの金」と称されています。伝統的な製法に基づいて作られており、琥珀色の美しい外観と濃厚な味わい、独特の風味は世界でも高く評価されています。

ボッタルガの味わい

ボッタルガは、濃厚で塩味の効いた味わいで、食感はしっとりとしています。パスタやサラダ、パンに合わせると、その塩味がアクセントになったり、独特の風味で味を引き締めます。オリーブオイルやレモン汁と組み合わせは相性がよく、料理にもよく使用されます。

ボッタルガの食べ方

ボッタルガの食べ方は様々です。ここでは代表的な食べ方をご紹介します。

パスタ

ボッタルガを削ってパスタに絡めます。パスタにちょうど良い塩味を加え、アクセントとして活躍します。

サラダ

薄くスライスしたボッタルガをサラダにトッピングし、味のアクセントに。新鮮な野菜とよく合います。

前菜・おつまみ

薄切りにしてパンやクラッカーとともに提供します。オリーブオイルやバターと一緒に食べると美味しいですよ。

リゾット

ボッタルガを細かく削り、リゾットに混ぜ込むことで、濃厚な風味を加えます。

ボッタルガの伝統的な製造方法

まず、ボラやマグロの卵巣を塩漬けにします。その後、海水で塩を洗い流します。ここまでのボッタルガは、2つの細長い卵巣が丸まっている状態ですが、平たく形を整え、乾燥させます。これが伝統的なボッタルガの製造方法です。

平均的な卵巣のサイズは、大体170〜230gほどですが、塩漬けと乾燥により平均130〜160gになると言われています。高級品になればなるほどサイズが大きく、250g程度に及ぶものもあるそうです。

ボッタルガの魅力を楽しもう！

ボッタルガは、ボラやマグロの卵巣の塩漬けで塩味が特徴です。スライスしてそのまま食べても美味しく、料理に加えても美味しくいただけます。ワインなどのお酒にも合うお味ですよ♪イタリア料理を食べる際は、一度ボッタルガを使用した料理を味わってみてくださいね。