ヴィクトリアケーキとは?その特徴や自宅でも作れるレシピを紹介
作成日: 2024/09/03
ヴィクトリアケーキは、19世紀のイギリスで誕生した伝統的なスポンジケーキです。その名は、ヴィクトリア女王に由来しており、彼女のお茶会で人気を博したことからこの名前がつけられました。イギリスのアフタヌーンティーには欠かせない存在であり、シンプルな材料で作られる素朴な味わいが魅力です。この記事では、ヴィクトリアケーキの特徴や、一般的なスポンジケーキとの違い、自宅で簡単に作れるレシピについて詳しくご紹介します。
ヴィクトリアケーキの特徴
ヴィクトリアケーキは、バター、砂糖、卵、小麦粉といった基本的な材料で作られますが、そのシンプルさが魅力です。スポンジケーキの間にジャムを挟み、表面には粉砂糖を軽く振りかけて仕上げます。日本のふわふわとしたスポンジケーキとは異なり、ヴィクトリアケーキはしっかりとした食感とリッチなバター風味が特徴です。
イギリスのスポンジケーキと一般的なスポンジケーキの違い
ヴィクトリアケーキと日本のスポンジケーキの最大の違いは、その食感と作り方にあります。日本のスポンジケーキは、ふわふわとした軽い食感を追求して作られるのに対し、ヴィクトリアケーキはしっかりとした密度のある生地で、バターのコクが強調されています。また、ヴィクトリアケーキはシンプルにジャムのみを挟むのが一般的ですが、日本のケーキはクリームやフルーツを多用することが多いです。
ヴィクトリアケーキの作り方
イギリス発祥のヴィクトリアケーキは実は自宅でも作ることができます。ここではヴィクトリアケーキのレシピをご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
材料 【18cm丸型1台分】
薄力粉・・・・・・・・・・・・・200g
ベーキングパウダー・・・・・・・小さじ1
無塩バター・・・・・・・・・・・150g
砂糖・・・・・・・・・・・・・・150g
卵・・・・・・・・・・・・・・・3個
いちごジャム・・・・・・・・・・150g
塩・・・・・・・・・・・・・・・ひとつまみ
粉砂糖・・・・・・・・・・・・・適量
手順
①薄力粉とベーキングパウダーを合わせて振るう。
②ボウルにバターを入れて、クリーム状になるまで混ぜ、砂糖と塩を加えて白っぽくふんわりするまで混ぜる。
【ポイント】バターと卵は、事前に室温に戻しておく。
③溶き卵を1/3量、①でふるった粉類1/4量を加えて混ぜ、同じ工程を2回繰り返し、残った粉類を加えて混ぜる。
④クッキングシートを敷いた型に生地を入れて、表面をならして5cmくらいの高さから2~3回落とす。170℃に予熱したオーブンで50〜60分焼き、冷ます。
⑤生地を横半分に切って、下の生地の切った面にイチゴジャムを塗って、上の生地を重ねて上から軽く抑えて粉砂糖を上から振って完成。
詳しいレシピはこちら
おすすめのアレンジ方法
ヴィクトリアケーキは、そのシンプルさゆえにさまざまなアレンジが可能です。例えば、紅茶やカシスジャムを使用したキューブケーキにアレンジすることで、ティータイムがさらに華やかになります。また、マフィン型を使って一口サイズのケーキを作ると、シェアしやすく、パーティーにもぴったりです。
手軽に楽しむヴィクトリアケーキ
ヴィクトリアケーキは、そのシンプルな作り方と豊かな味わいから、イギリスのアフタヌーンティーの定番として長く愛されています。自宅でも作れるので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。アレンジ次第で、さまざまなバリエーションを楽しむことができます。