DELISH KITCHEN

洋菓子好き必見!クグロフの特徴からレシピまでご紹介

作成日: 2024/09/20

クグロフというお菓子をご存知でしょうか?マリーアントワネットも愛したといわれる、フランスやドイツなどヨーロッパで親しまれている伝統的な発酵菓子です。この記事では、クグロフの特徴をはじめ、歴史や自宅でも作れるレシピなどをご紹介します。

目次

  1. クグロフ特徴
  2. クグロフの歴史
  3. クグロフの名前の由来
  4. クグロフのレシピ
    1. 材料 【14cmクグロフ型1台】
    2. 手順
  5. マリーアントワネットも愛したクグロフ!

クグロフ特徴

クグロフは、ドイツやフランス、オーストリア、クロアチアなどヨーロッパ諸国で食べられる伝統的な発酵菓子です。特にフランスの北東部に位置するアルザス地方を代表する地方菓子として知られています。

生地にはバターや卵、ドライフルーツ、ナッツなどが練りこまれており、焼き上がりはふんわりとした食感に仕上がります。控えめな甘さが特徴で、ジャムをつけたり中に具材を挟んだりするなどアレンジの幅が広く、朝食やティータイムにピッタリなお菓子として人気があります。

クグロフの歴史

クグロフの歴史は諸説ありますが、最初のレシピとされる『Ein Neu Kochbuch』が出版された1581年より前には既に存在していたほど長い間人々に親しまれてきました。

クグロフの誕生のきっかけには、聖書に出てくる東方の三博士が陶器職人の家に泊まらせてもらったお礼に帽子も模したお菓子を焼いたことが始まりだという説があります。その後、マリーアントワネットがルイ16世との結婚を機に、オーストリアからフランスに持ち込んだことで人々に普及したとする説もあります。

クグロフの名前の由来

クグロフという名前の由来は一説ではドイツ語の「Kugel」(球)と「Hupfen」(跳ねる)から来ているといわれています。また別の説では、形状が中世の帽子(Gugelhuete)に似ているため付けられたとされています。

クグロフのレシピ

ここからは自宅でも作れるクグロフのレシピをご紹介します。

材料 【14cmクグロフ型1台】

☆生地
強力粉・・・・・・・・・・・・・250g
砂糖・・・・・・・・・・・・・・大さじ2と1/2
ドライイースト・・・・・・・・・小さじ1と1/2
スキムミルク・・・・・・・・・・大さじ1
塩・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2
溶き卵・・・・・・・・・・・・・1個分
無塩バター・・・・・・・・・・・20g
水・・・・・・・・・・・・・・・100cc

★具材
ドライフルーツミックス・・・・・50g
ラムレーズン・・・・・・・・・・50g
アーモンド・・・・・・・・・・・14粒

○仕上げ用
粉砂糖・・・・・・・・・・・・・適量

手順

①《下準備》バターは常温に戻す。クグロフ型にバター(分量外:適量)をぬる。ドライフルーツは湯煎でさっと洗い、キッチンペーパーで水気をふきとる。

②耐熱容器に水を入れて、ラップをせずに600Wのレンジで30秒加熱する。ボウルに残りの☆を入れて粉気がなくなるまで混ぜる。

③台の上に取り出し、表面がツヤッとするまで15分程こねる。大きく広げ、ドライフルーツミックス、ラムレーズンを入れて生地全体にいきわたるまでこねる。ボウルに戻し入れ、ふんわりとラップをし、オーブンの発酵機能を使い、40℃で30分発酵させる。

④台の上に取り出し、拳で優しく2〜3回生地を押し、ガスを抜く。再び丸めて、ラップをかけて10分おく。クグロフ型に、アーモンドを同じ向きになるように型の底に並べる。

⑤両手でガスをまんべんなく抜き、人差し指を真ん中に入れ、回しながら穴を大きく広げる。閉じ終わりを下にしてクグロフ型に入れ、平らにする。ふんわりとラップをかけ、オーブンの発酵機能を使い、40℃で20分発酵させる。

【ポイント】目安は型の8割高さです。

⑥200℃に予熱したオーブンで15〜20分焼く。粗熱が取れたら粉砂糖をかける。

【ポイント】オーブンの予熱を入れている間にも生地は発酵しているのでそのままラップをかけて置きましょう。

詳しいレシピはこちら

マリーアントワネットも愛したクグロフ!

クグロフは、その長い歴史と豊かな味わい、そして美しい見た目から、世界中で多くの人に愛されています。この記事でご紹介したレシピのように自宅でも作れるので、ヨーロッパの伝統を感じながらぜひ一度その味を堪能してみてください!

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。