DELISH KITCHEN

バスク地方の郷土料理とは?特徴からおすすめまでご紹介します

作成日: 2024/09/24

フランスとスペインにまたがるバスク地方は、独自の文化と伝統を持つ美食の地として知られています。大西洋の新鮮な魚介類とピレネー山脈の豊かな食材を活かした郷土料理が特徴です。この記事では、バスク料理の特徴からおすすめの料理までご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

  1. バスク地方とは?
  2. バスク料理の特徴
  3. バスク料理のおすすめ
    1. ピペラード
    2. バカラオ・アル・ピルピル
    3. アショア
    4. ガトーバスク
  4. バスク料理の魅力を堪能しよう

バスク地方とは?

バスク地方は、フランス南西部とスペイン北東部にまたがる地域で、ピレネー山脈と大西洋に囲まれています。歴史が深く、独自の言語と文化があることが特徴です。

美食の地としても有名で、特にバスク地方の中心都市であるサン・セバスチャンには、人口わずか18万人程度の小さな街ながら3つの三つ星レストランがあることで有名です(2024年現在)。

バスク料理の特徴

ここではバスク料理の主な特徴を2つご紹介します。

①新鮮な食材の活用
バスク地方では、大西洋から獲れる新鮮な魚介類や、ピレネー山脈の豊かな自然が育んだ食材を存分に活用しています。特に、マグロやホタテ、タラ、小ヤリイカ、カキなどの海の幸が豊富です。

②スパイスの使用
バスク料理に使われるスパイスとして、フランス・バスクに根付くピマンデスペレットがあります。唐辛子が入っており爽やかな辛味や香りが特徴的で、様々な料理に重宝されます。

バスク料理のおすすめ

バスク料理は、日本でも親しみやすい食材を多く使っており、料理名がそれぞれの特徴をわかりやすく表している傾向があります。こちらでは厳選したバスク料理を4つご紹介します。

ピペラード

ピペラードは、バスク語で唐辛子を意味する「biperra」が語源の料理です。パプリカとトマトに卵を加えた優しい味わいが特徴の煮込み料理です。

バカラオ・アル・ピルピル

塩漬けにしたタラ「バカラオ」と、ソースが沸騰した音「ピルピル」が名前の由来の料理です。オリーブオイルを使って、タラとニンニク、唐辛子を煮込んで作ります。

アショア

アショアは細かく刻んだものという意味があり、子羊や子牛のミンチ肉を使用した料理です。唐辛子やパプリカ、ハーブ、オリーブオイルなどと煮込み、ジャガイモを添えて食べるのが一般的です。

ガトーバスク

クッキー生地を伸ばした後にブラックチェリーやアーモンドクリームなどを挟んで焼いたバスク地方の伝統的なお菓子です。シンプルながらサクサクとした食感と香ばしさが特徴です。

バスク料理の魅力を堪能しよう

バスク料理は大西洋とピレネー山脈の豊かな自然によって育まれた恵まれた食材を使った料理が特徴です。日本で馴染みのある食材を使ったものも多いので、チャンスがあればぜひ堪能してみてください。

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