ブラックビートはどんなブドウ?特徴や巨峰との違いなどを解説します
作成日: 2024/09/24
甘さと食べ応えを兼ね備えたブドウ、ブラックビートをご存知でしょうか?この記事では、ブラックビートの特徴や巨峰との違いなどを解説します。ブラックビートの魅力を知れば、きっとあなたも食べてみたくなるでしょう。
ブラックビートとは
ブラックビートは、「ピオーネ」と「藤稔(ふじみのり)」を掛け合わせて誕生し、 2004年に品種登録された国産の比較的新しいブドウの品種です。果皮が濃い黒紫色なことから高級感を感じさせる見た目があります。
ブラックビートの最大の特徴は、その大粒な果実です。1粒の重さが16グラム前後にもなり、食べ応えがあります。果肉はしっかりとしていて、ジューシーな食感が楽しめます。
また糖度は17%前後で酸味が控えめなため、口に入れるとさわやかな甘さが広がります。さらに種がないものが多く、皮が薄いため皮ごと食べられる場合もあります。手間をかけずにパクパク食べられるのがうれしいポイントです。
ブラックビートの旬
ブラックビートは熊本をはじめ、岡山や長野、山梨などで栽培されています。旬は地域により異なりますが、7月下旬頃から10月中旬頃にかけてです。
ブラックビートと巨峰の違い
ブラックビートは巨峰より糖度はやや劣りますが酸味が少ないほか、1粒あたりの重さが勝ります。見た目は巨峰が赤みがかった紫色であるのに対し、ブラックビートは黒みがかった紫色です。
ブラックビートの魅力を堪能しよう
ブラックビートは品種登録されてからまだ20年ほどしか経っていない比較的新しいブドウの品種です。その甘さと食感は、新しいお気に入りになるかもしれません。まだ味わったことのない方は、ブラックビートを見かけたらぜひ試してみてください!