サントノーレはフランスのケーキ!特徴や作り方などをご紹介します
作成日: 2024/09/27
円形のパイ生地にキャラメルをコーティングしたミニシュークリームと、クリームをのせたフランスのスイーツ「サントノーレ」。華やかな見た目だけでなく様々な風味と食感のハーモニーが楽しめます。この記事では、サントノーレの特徴をはじめ、名前の由来と作り方をご紹介します。
サントノーレとは
サントノーレは王冠に見立てた見た目が特徴のフランスの伝統的なスイーツです。円形のパイ生地の上に、キャラメルでコーティングした小さなシュークリームをのせて、さらに真ん中に生クリームを絞っています。
サクサクとした食感のパイ生地とモチモチとした食感のシュークリームに加え、滑らかなクリームとほろ苦いキャラメルが、口の中で混ざり合います。
サントノーレの発祥地と名前の由来
サントノーレは19世紀にパリのサン・トノレ通りにある有名なパティスリーで考案されたとされ、その後フランス全土で愛されるケーキとなりました。
名前の由来は諸説があり、サン・トノレ通りにちなんで付けられた説や、パンとお菓子の守護聖人である「サン・トノレ(聖オノレ)」にちなんだとされる説があります。
サントノーレの作り方
まず、薄く伸ばしたパイ生地を丁寧に丸く抜き、フォークで優しく穴を開けます。その上にシュー生地をリング状に絞り、さらに小さな丸型のシューも作って焼き上げます。
次にサントノーレに使用するクリームである、クレーム・ア・サントノーレを作ります。ここでは、滑らかなカスタードクリームにゼラチンを加え、別に用意したイタリアンメレンゲと合わせて、ふんわりとしたクリームに仕上げます。このクリームを土台の中央に優しく絞り、ミニシュークリームにもたっぷり詰めていきます。
仕上げにカラメルを作り、ミニシュークリームをコーティングします。これらのミニシュークリームを土台の中央のクリームの周りにのせたら完成です。お好みでデコレーションするのも良いでしょう。
サントノーレを味わってみよう!
サントノーレは、その華やかな見た目と美味しさで、特別な日にぴったりのデザートです。家族や友人と一緒に、フランスの伝統的なスイーツとともに特別なひとときを楽しんでみてくださいね。