試してみて!カンボジア料理のおすすめ10品をご紹介します
作成日: 2024/10/01
カンボジアには、クメール料理と呼ばれる近隣諸国の影響を受けつつも、独自の進化を遂げた伝統料理があります。発酵させた魚から作る魚醤・プラホックや、ココナッツミルクを使った料理があり、日本人の味覚にも合う優しい味わいが多いことが特徴です。この記事では、カンボジア料理の特徴と、おすすめ料理10品をご紹介します!
カンボジア料理の特徴
カンボジア料理は、東南アジアの中心に位置する地理的な特性から、タイやベトナム、中国などの影響を受けながらも、独自の発展を遂げてきました。
クメール料理と呼ばれるカンボジア料理は、タイ料理ほど辛くなく、甘酸っぱい味付けが多いです。クメール料理には発酵魚のペースト「プラホック」がよく使用されています。
また、様々な野菜を使ったヘルシーな料理や、ココナッツミルクを多用したまろやかな味わいがある料理も見られます。主食は日本と同様に主に米であり、インディカ米が食べられることも特徴です。
おすすめのカンボジア料理10品
ここからは、絶対に味わいたいカンボジア料理を10品ご紹介します!
アモック
カンボジア料理の代表格といえば、アモックです。淡水魚や鶏肉をココナッツミルクとカレーペーストで煮込み、バナナの葉やココナッツの殻に入れて蒸した料理です。
スープカレーのようなタイプや、溶き卵を加えて茶碗蒸し風に仕上げたタイプなどがあり、どちらも甘くまろやかな味わいを楽しめます。
ロックラック
カンボジア風のサイコロステーキとも呼ばれるロックラック。牛肉を一口大に切り、甘辛いタレに漬け込んでから炒めた料理です。クメール料理に特徴的な黒コショウとライム汁を混ぜたソースをつけて食べます。
カンボジアの牛肉は日本のものと比べて赤身が多く、脂身が少ないことが特徴といわれているため、ヘルシーで食べやすい一品です。
クイティウ
カンボジアの朝食の定番として知られるクイティウ。米麺を使ったスープ麺で、鶏ガラや豚骨ベースのあっさりしたスープが特徴です。具材には肉団子や薄切り肉野菜などが使われます。
お店ごとにアレンジされているのが特徴で、米粉で作られた麺とだしの効いたさっぱりしたスープの組み合わせが絶妙な、毎日食べても飽きない味わいです。
ソムロー
スープを意味するソムローには様々なバリエーションがあり、スープカレーのソムロー・カリーや、酸味が際立つソムロー・ムチューなどが定番です。
カンボジアでは具材とスープをご飯とともに食べるのが一般的です。鶏肉や魚などに、葉物野菜などを加えて自然な旨みを生かした優しい味わいは、日本人の口にもよく合います。
チャートロコーン
カンボジアで人気の野菜料理、チャートロコーン。炒めた空芯菜とニンニクにオイスターソースなどで味付けした一品です。日本人の口にも合いやすく、ご飯のお供にもおすすめです。
チャーサイッコー
牛肉を魚醤で炒めたチャーサイッコー。クメール料理の代表的な調味料である魚醤の風味が効いた、ご飯に合う一品です。
ロックラックと同様に、日本の牛肉とは異なるカンボジアの赤身の多い牛肉を試してみたい人におすすめです。
ナタン
ナタンは、豚ひき肉や干しエビなどをアンコールフード特製ソースとココナッツクリームでソテーし、甘めでコクのある香ばしい味に仕上げたカンボジア風オードブルです。
サクサクのライスクラッカーにのせて食べるのが特徴で、ビールやワインと相性が合うため、パーティーの前菜にも向いています。
カンボジアンバーベキュー
中央が盛り上がった鉄鍋を使う、日本の鍋料理のような料理です。鍋の中央で牛肉や鶏肉、シーフードなどを焼き、周りのくぼみにスープを入れて野菜やキノコ、麺を煮ます。
一品で様々な食材が入っており、友人や家族と一緒に楽しむのにぴったりのボリューム感が特徴です。
カボチャプリン
カンボジアならではのデザート、カボチャプリン。カットしたかぼちゃの中身をくり抜き、アヒルの卵で作られたプリン液を詰めて蒸した料理です。
かぼちゃの甘みが感じられる味わいが楽しめ、見た目も可愛らしく、SNS映えする一品です。
カンボジアコーヒー
最後に、カンボジアコーヒーをご紹介します。カンボジアのコーヒー豆は苦味や酸味が少ないのが特徴です。
一般的にカンボジアコーヒーを飲む際はコンデンスミルクを入れることが多く、残ったコンデンスミルクにはクメール茶などを注ぐことでミルクティーとしても楽しめる一品です。
カンボジア料理を堪能しよう!
カンボジア料理は、タイやベトナムなどの影響を受けつつも独自の進化を遂げ、日本人の味覚にも合う優しい味わいが多いことが特徴です。この記事でご紹介した10品は、現地の文化や風味を存分に楽しめるものばかりです。ぜひ、カンボジア料理を通じて、異国の食文化に触れてみてください。