サンザシとは?栄養や食べ方についてご紹介
作成日: 2024/11/15
サンザシは、バラ科に属する植物で、日本では「山査子(さんざし)」として知られ、赤い小さな実をつけることで有名です。中国や東アジアでは、古くから薬用や食用として利用され、スーパーフードとして栄養価や効果効能に注目が集まっています。
この記事では、サンザシの特徴や栄養についてご紹介します。ぜひ最後まで読んでみてください。
サンザシとは
サンザシはバラ科の落葉低木(秋に葉が落ちて春に葉が出てくる、低く育つ木)で、赤い小さな実をつけるのが特徴です。元々は中国原産の植物で、中国では伝統的に生薬や漢方としても用いられてきました。サンザシの実は小さなトマトのような見た目で、熟すと赤みが増します。味わいはりんごに似た甘酸っぱさがあります。生のまま食べることもできますが、ドライフルーツやドリンクなどで親しまれています。
サンザシの栄養価
サンザシには、ビタミンCやカルシウム、鉄分、食物繊維が含まれています。特にビタミンCは体内でコラーゲンの生成に関与するほか、抗酸化に役立ちます。鉄分やカルシウムは骨や血液の健康をサポートします。また、サンザシに含まれるポリフェノールは体内の活性酸素を取り除き、酸化の働きを抑える働きがあります。
食生活にサンザシを取り入れよう
サンザシは食べやすく、栄養価も高いため注目されています。自分に合った食べ方を見つけて、ぜひ日常の食生活にサンザシを取り入れてみてください。
【参照】
津久井亜紀夫「食品中のアントシアニン色素について」(東京家政学院短期大学)
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』ビタミンC(2024/11/14)