モンキーバナナとは?小さいサイズがかわいらしい!普通のバナナとの違いは?
作成日: 2020/08/16
コロンとした小さい見た目がかわいい「モンキーバナナ」をご存じですか。糖度が高いことで知られるモンキーバナナですが、一般的なバナナとの違いについて知らないという人も多いかもしれません。
こちらの記事では、モンキーバナナの特徴や入手方法、おすすめの食べ方などについてご紹介します。まだ食べたことがない人も、きっと食べたくなるような魅力いっぱいのバナナです。
モンキーバナナとは?
「モンキーバナナ」とは、フィリピンを原産地とする小さいサイズのバナナです。
一般的なバナナは15〜17センチ程度の大きさですが、モンキーバナナは7〜9センチ程度と半分ほどの大きさしかありません。寒暖差の激しい500メートル以上の高地で栽培されるため、甘みが強く酸味が少ないバナナに育ちます。
食感も一般的なバナナに比べてやわらかく、もっちりとしているのが特徴です。
正式名称を「セニョリータバナナ」といい、別名「ベイビースイート」や「セニョリータ」などとも呼ばれています。フィリピンでは「イナルニバ」と呼ばれて親しまれているようです。
モンキーバナナは熟成が進むと皮が薄くなり、皮の表面に黒い斑点(シュガースポット)が出てきます。この頃になると甘さが十分出ているので食べごろとなります。
一般的なバナナは皮が黄色くなると甘さが出ますが、モンキーバナナはさらに熟成して食べることが多い品種です。
モンキーバナナと似たものに「島バナナ」がありますが、実はまったくの別物になります。
島バナナは沖縄県で多く栽培されている品種で、甘みと酸味のバランスがあるバナナです。また、島バナナは完熟する前から皮に黒い斑点が出やすいという特徴もあります。
モンキーバナナはどこで手に入る?
モンキーバナナはまだ日本ではあまり出回っていないため、一般的なスーパーなどで探すのは難しいかもしれません。
こだわりの青果を扱うお店などでは稀に取り扱っていることもあるので、こまめにチェックしておくと良いでしょう。
また、店舗で見つからなかった場合は、通販サイトを利用して購入するのがおすすめです。モンキーバナナは流通量が少ないため、一般的なバナナに比べて値段が高くなる傾向にあります。
モンキーバナナのおすすめの食べ方は?
ここでは、モンキーバナナのおすすめの食べ方をご紹介します。
お弁当に
モンキーバナナは一般的なバナナに比べてサイズが小さいので、持ち運びにとても便利です。
カットする手間もないので、お弁当のデザートとして持って行くのに適しているでしょう。
大人数でピクニックを楽しみたい場合などでもモンキーバナナはかさばらないので、たくさん持ち運べるというメリットがあります。
炙って食べる
モンキーバナナは糖度が高く甘いバナナですが、より甘みを感じたいデザートとして食べる場合にはさっと炙って食べるのもおすすめです。
バナナの大きさが小さいため、一般的なバナナに比べ加熱時間が短くて済むのもポイント。
バナナの上に砂糖をかけてグリルやトースターで炙ればこんがりとカラメル状になり、絶品焼きバナナの完成です。
スイーツに
甘みの強いモンキーバナナはケーキなどの焼き菓子に使うのも良いでしょう。糖度の高いバナナを加えることで、お菓子に使う砂糖の量を減らすことも可能です。
そのまま
甘くておいしいモンキーバナナは、もちろんそのまま食べてもおいしいです。小さめサイズなのでこどもでも食べやすく、外出先での子どものおやつにもぴったりです。
ヨーグルトのトッピングにしたり、スムージーに加えたりと、一般的なバナナと同様の楽しみ方もできます。
小さくて食べやすいモンキーバナナは甘さも抜群!
一般的なバナナに比べてサイズが小さく、糖度が高いモンキーバナナ。通常サイズのものを1本食べきれないという人でも、モンキーバナナなら食後のデザートにもぺろっと食べられるでしょう。
持ち運びしやすいというメリットもあり、一度食べるとやみつきになるかもしれません。インターネットの通販などを利用して購入し、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。