クリスマスにはパネトーネ!食べ方とレシピをご紹介
作成日: 2021/01/26
街のパン屋さんでもときどき見かけることがあるパネトーネですが、「ドライフルーツが入ったリッチな味わいの高級パン」というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。どうやらパネトーネの発祥の地であるイタリアでは、伝統的なお菓子として食べられているようです。
では実際に、イタリアの正式なパネトーネはどのように作り、どのように食べられているのでしょうか。
パネトーネについて
まず初めに、パネトーネとはどのようなパンなのか、本場イタリアではどのようにして食べられているのかをご紹介します。
パネトーネとは
本場イタリアの正式なパネトーネは、卵をたっぷりと入れたリッチな生地に、パネトーネ種と呼ばれる天然酵母を使って発酵させます。発酵工程を何回も繰り返して生地を作り上げるため、大変手間のかかるお菓子です。
生地の中には数種類のドライフルーツが入っていて、日を追うごとにドライフルーツが熟成してくるため、味の変化を楽しむことができます。
パネトーネの食べ方
イタリアでは、クリスマスの4週間前になると各家庭でパネトーネが作られ、友人や親せきなどに配るという習慣があります。現在、パネトーネを家庭で焼くことは少なくなってきましたが、それでもこの時期になるとパネトーネを贈るという形は残っています。
イタリアでは、パネトーネをクリスマスが終わるまでに毎日少しずつカットしながら食べていきます。
パネトーネは乾燥するとパサついてしまいますので、残りはラップなどに包んでできるだけ早めに食べてしまうほうがおいしく食べることができます。
パネトーネ種について
パネトーネに使われる「パネトーネ種」は、イタリアの北部で100年以上も前から作られている天然酵母です。パネトーネ種には1gにつき1億個以上もの乳酸菌が存在しているため、このおかげでパネトーネに独特の風味や香りが生まれます。
また、パネトーネ種を使って発酵させると、水分含有量が少ないパンを作ることができるという特徴もあります。
DELISH KITCHENのパネトーネのレシピ
ドライフルーツをたっぷりと入れたDELISH KITCHENのパネトーネのレシピをご紹介します。
卵とバターが入ったリッチな味わいのパネトーネです。本場イタリアではパネトーネ種を使いますが、このレシピではどなたでも手に入れやすいドライイーストを使っています。
クリスマスにぜひ作ってみてはいかがでしょう。
クリスマスにはリッチでフルーティーな味わいのパネトーネを
本場イタリアのパネトーネは、パネトーネ種という特別な酵母が使われているため、独特の風味があります。イタリアの伝統では、クリスマスの4週間前に作って毎日少しずつカットして食べます。
今回は手に入りやすいイースト菌を使い、たっぷりのドライフルーツと卵とバターでリッチに仕上げたレシピをご紹介しました。
本場のパネトーネに負けないおいしさがありますのでぜひ作ってみてはいかがでしょう。