マンダリンオレンジとは?特徴や食べ方をご紹介
作成日: 2021/09/14
オレンジといえば、甘くてさわやかな香りと味が魅力。
キッチンやテーブルに並んでいるだけで、オレンジ色の鮮やかなビタミンカラーから元気がもらえそうですよね。
ところで、オレンジという名前がつく果物に「マンダリンオレンジ」がありますが、通常のオレンジとは違う種類なのでしょうか。
この記事では、マンダリンオレンジの特徴や食べ方などをご紹介します。
マンダリンオレンジについて
早速、マンダリンオレンジについて確認してみましょう。
マンダリンオレンジとは
マンダリンオレンジの「マンダリン」は、英語でミカン科ミカン属の柑橘類の総称を指しており、日本でいうみかんのことです。
マンダリンオレンジ自体はインドのアッサム地方が発祥で、交配を繰り返し世界中に広まりました。
ちなみに、日本で一般的な温州みかんは、インドから中国、そして鹿児島へと伝わってきました。
日本で食べられているマンダリンオレンジは、ミカン科ミカン属ミカン類の果物で、植物学上はぽんかんの仲間になります。
皮が薄くて果肉の甘味が強いことが特徴です。香りのよさから、果皮はアロマオイルにも使われています。
オレンジやみかんとの違い
一般的なみかんもミカン科ミカン属ミカン類で、マンダリンオレンジと同様に薄くてむきやすい皮と甘い果肉が特徴です。
マンダリンオレンジとみかんの違いは、原産国です。
一方、オレンジはミカン科ミカン属オレンジ類で、日本では「バレンシアオレンジ」という名前で店頭に並んでいます。
皮が厚くて手ではむきにくいものの、香りと味が濃厚なのが特徴です。
オレンジはインドからヨーロッパ方面を経て日本へ伝わりました。
大きなくくりではマンダリンオレンジやみかんの仲間ですが、厳密にいうと種類が違います。
マンダリンオレンジの種類・旬
スーパーなどでよく目にするのは「カラマンダリンオレンジ」です。
主に愛媛県で生産されており、春に旬を迎えます。皮はむきやすく甘味が強いことが特徴です。
国内での生産者は少ないものの、インターネットショップで手に入れられるのが「クレメンティンマンダリン」で、佐賀県で栽培しているところがあります。
みかんよりも小ぶりで香りが強く、酸味が少ないことが特徴です。こちらは冬に旬を迎えます。
マンダリンオレンジのおいしい食べ方
マンダリンオレンジは、みかんと同じように皮をむいてそのまま食べられます。
果汁がたっぷりなので、絞ってジュースにしてもおいしいですし、チーズケーキやゼリーなどのスイーツにするものおすすめです。
マンダリンオレンジの風味だけでなく、鮮やかな色も楽しめますよ。
また、ドライフルーツにすれば、生とはまた違う濃厚な甘味のマンダリンオレンジを味わえます。
柑橘類にはビタミンなどの栄養がつまっているので、いろいろなバリエーリョンで味わいましょう。
マンダリンオレンジはみかんの仲間だった!
マンダリンオレンジのマンダリンは、英語でミカン科ミカン属の柑橘類の総称ということが分かりました。
みかんやオレンジと見た目がよく似ており、大きなくくりでは仲間ですが、厳密にいうと種類が違います。
マンダリンオレンジは甘くてジューシーな果肉と香りが魅力です。
そのまま食べるのはもちろん、ジュースやスイーツ、ドライフルーツなど、さまざまな食べ方を楽しめるので、見かけたらぜひ手に取ってみてください。