
アラカルトとは?名前の由来やマナー、コース料理との違いなどをご紹介
作成日: 2021/09/14
更新日: 2025/03/26
レストランのメニューで目にする用語「アラカルト」。見聞きすることはよくあるものの、実際にどのような意味かうまく説明できない方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、アラカルトの意味や名前の由来、マナー、コース料理との違いなどをご紹介します。
アラカルトとは?その語源と由来は?
アラカルトとは、メニューの中から自由に単品で注文できる料理のことです。フランス語の「a la carte(ア・ラ・カルテ)」が語源で、直訳すると「メニュー表に従う」という意味です。
英語には一品料理を指す単語がないため、フランス語と同じように一品ずつ選ぶ料理をアラカルトと呼びます。
日本の居酒屋やファミリーレストランでは、単品料理が基本であり、本来の意味でのアラカルトというメニューは存在しません。ただし、日本では一品料理として提供される料理をアラカルトと呼ぶことがあります。
コース料理とアラカルトの違い
コース料理では、突き出し、前菜、メイン、デザートなどの料理が順番に提供されることが特徴です。一方、アラカルトは、好きな料理を自由に選ぶことができ、単品で注文するスタイルです。
コース料理のメリットは、選ぶ手間が省ける点で、特に初めてのレストランでも安心して注文できます。しかし、好みではない料理が含まれていることや、料理が一品ずつゆっくり提供されるため、途中でお腹がいっぱいになることも想定できます。
アラカルトのメリットは、好みに合わせて料理を選べることですが、バランスを考えて自分で組み合わせを考える必要があるので、コース料理と選べる場合はそのときの状況に合わせて決めることがおすすめです。
アラカルトのマナー
アラカルトを注文する際は、いくつかのマナーがあります。まず、同じテーブル内では注文方法を統一することが基本です。例えば、一人がコース、もう一人がアラカルトという注文方法の違いは避けましょう。
また、前菜からメインディッシュまでは一度に注文することがおすすめです。メインディッシュには調理時間がかかるため、先に注文しておくとスムーズです。
さらに、アラカルトは1皿あたりのボリュームが大きいですが、シェアする際は皿をつつき合わず、あらかじめ取り分けてもらいましょう。
チョコレート・アラカルトとは?
アラカルトという単語が含まれる言葉に「チョコレート・アラカルト」があります。
チョコレート・アラカルトとは、バレンタインデーなどの特別な時期に見かける、さまざまな種類のチョコレートを詰め合わせたギフトのことです。
色や形、フレーバーが異なるチョコレートを一つのボックスにまとめることで、贈り物として贅沢で華やかなギフトとして特徴的です。
アラカルトは好きな料理を選べる一品料理のこと!
アラカルトはメニューの中から自由に単品で注文できる料理のことです。コース料理にはない料理を注文したい場合などにぜひ活用してみてください♪
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