DELISH KITCHEN

パンドミとは?特徴や食パンとの違いをご紹介します!

作成日: 2021/09/22

パン屋などで見かけることのある「パンドミ」。
見た目が食パンと似ているものもあるため、食パンとして手に取っている人もいるかもしれません。確かにパンドミと食パンは同じように見えますが、実は明確な違いがあります。

この記事では、パンドミの特徴や食パンとの違いについて解説します。違いを知って、それぞれのパンを楽しみましょう。

目次

  1. パンドミについて
    1. パンドミとは
    2. パンドミの味・食感
    3. パンドミの形
    4. パンドミの食べ方
  2. パンドミと食パンの違い
  3. パンドミで素材の風味を楽しもう!

パンドミについて

パンドミとは、どのようなパンのことを指すのでしょうか。

パンドミとは

パンドミは、フランスが発祥のパンです。
フランス語では「パン・ド・ミ=Pain de mie」と表記します。
「mie(ミ)=中身」という意味で、直訳すると「Pain de mie=中身のパン」つまり中身(クラム)の多いパンという意味になります。

フランスといえばフランスパンやバゲットが一般的ですが、フランスパンやバゲットは皮(ミミ)を楽しむのに対して、パンドミは主に中身を楽しむのが特徴です。

パンドミの味・食感

お店によっても異なりますが、パンドミは基本的にバターなどの油脂や砂糖をあまり使わないレシピとなっているため、小麦粉の香りが引き立ちます。
あっさりしたパンが好きな人や、小麦粉の香りを楽しみたい場合などにぴったりです。

食感はモチモチで、生地がしっかりしています。
トーストするとサクッとした食感になることも魅力です。

パンドミの形

パンドミの形は特に決まっておらず、一般的な食パンのような山型やシンプルな角型、ラウンド型などさまざまあります。

パンドミの食べ方

パンドミは、そのままスライスしてジャムやバターを塗って食べるのもよいですが、サクッとした食感を楽しめるトーストがおすすめです。
ただし、長時間加熱すると硬くなってしまうため、高温で短時間加熱するのがポイントです。

また、食パンのアレンジレシピをパンドミで楽しむこともできます。

パンドミと食パンの違い

パンドミと食パンの大きな違いは、使用する材料の分量です。
パンドミは砂糖や油脂をあまり使わないのに対して、食パンは砂糖や油脂をたっぷり使用します。材料の分量が異なるため、食感や味わいも異なります。

例えば、パンドミの味は小麦粉の香りを楽しめるあっさり系で、食パンの味は甘味があり濃厚です。
生クリームを使った食パンであれば、よりリッチな風味に仕上がっています。

また、パンドミはモチモチとしたしっかりめの食感が特徴で、砂糖や油脂を多く使用する食パンの生地はしっとりとしていて、ふんわりした食感が特徴です。

パンドミで素材の風味を楽しもう!

パンドミは、砂糖や油脂をあまり使用しない、あっさりとしたフランス発祥のパンということが分かりました。
素材の風味やモチモチの食感を楽しむのにぴったりなパンです。

高温で短時間加熱するとサクッとした食感になるので、ぜひ試してみてください。
見た目が似ている食パンとは味わいや食感が異なるため、食べ比べするのも楽しそうです。

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