パンドミとは?特徴や食パンとの違いをご紹介します!
作成日: 2021/09/22
パン屋などで見かけることのある「パンドミ」。
見た目が食パンと似ているものもあるため、食パンとして手に取っている人もいるかもしれません。確かにパンドミと食パンは同じように見えますが、実は明確な違いがあります。
この記事では、パンドミの特徴や食パンとの違いについて解説します。違いを知って、それぞれのパンを楽しみましょう。
パンドミについて
パンドミとは、どのようなパンのことを指すのでしょうか。
パンドミとは
パンドミは、フランスが発祥のパンです。
フランス語では「パン・ド・ミ=Pain de mie」と表記します。
「mie(ミ)=中身」という意味で、直訳すると「Pain de mie=中身のパン」つまり中身(クラム)の多いパンという意味になります。
フランスといえばフランスパンやバゲットが一般的ですが、フランスパンやバゲットは皮(ミミ)を楽しむのに対して、パンドミは主に中身を楽しむのが特徴です。
パンドミの味・食感
お店によっても異なりますが、パンドミは基本的にバターなどの油脂や砂糖をあまり使わないレシピとなっているため、小麦粉の香りが引き立ちます。
あっさりしたパンが好きな人や、小麦粉の香りを楽しみたい場合などにぴったりです。
食感はモチモチで、生地がしっかりしています。
トーストするとサクッとした食感になることも魅力です。
パンドミの形
パンドミの形は特に決まっておらず、一般的な食パンのような山型やシンプルな角型、ラウンド型などさまざまあります。
パンドミの食べ方
パンドミは、そのままスライスしてジャムやバターを塗って食べるのもよいですが、サクッとした食感を楽しめるトーストがおすすめです。
ただし、長時間加熱すると硬くなってしまうため、高温で短時間加熱するのがポイントです。
また、食パンのアレンジレシピをパンドミで楽しむこともできます。
パンドミと食パンの違い
パンドミと食パンの大きな違いは、使用する材料の分量です。
パンドミは砂糖や油脂をあまり使わないのに対して、食パンは砂糖や油脂をたっぷり使用します。材料の分量が異なるため、食感や味わいも異なります。
例えば、パンドミの味は小麦粉の香りを楽しめるあっさり系で、食パンの味は甘味があり濃厚です。
生クリームを使った食パンであれば、よりリッチな風味に仕上がっています。
また、パンドミはモチモチとしたしっかりめの食感が特徴で、砂糖や油脂を多く使用する食パンの生地はしっとりとしていて、ふんわりした食感が特徴です。
パンドミで素材の風味を楽しもう!
パンドミは、砂糖や油脂をあまり使用しない、あっさりとしたフランス発祥のパンということが分かりました。
素材の風味やモチモチの食感を楽しむのにぴったりなパンです。
高温で短時間加熱するとサクッとした食感になるので、ぜひ試してみてください。
見た目が似ている食パンとは味わいや食感が異なるため、食べ比べするのも楽しそうです。