マンディアンてどんなチョコレート?おすすめレシピも!
作成日: 2021/10/26
「マンディアン」は、チョコレートを使ったお菓子です。チョコレート好きな方はよく知っているかもしれませんが、名前を聞いただけではどのお菓子のことか想像できない方もいるのではないでしょうか。
マンディアンは、きっとほとんどの方が見たことのあるお菓子です。この記事では、マンディアンの特徴や名前の由来、おすすめのレシピをご紹介するので、参考にしてみてください。
マンディアンについて
そもそも、マンディアンとは、どのようなチョコレートのことなのでしょうか。
マンディアンとは
マンディアンはチョコレートを薄くのばし、その上にナッツやドライフルーツを乗せて作ったお菓子です。チョコレートの甘みだけでなく、ナッツの香ばしい風味と、ドライフルーツの濃厚な味わいを楽しめます。
名前の由来
「マンディアン(mendiants)」は、フランス語で「修道士・托鉢修道士」という意味です。
この名前が付けられた理由は、トッピングにあります。お店で見かけるマンディアンには、宝石のように輝くさまざまなドライフルーツがトッピングされていますが、本来決められているトッピングは、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ドライいちじく、レーズンです。
そして、4種類のトッピングの色が、4つの托鉢修道会の修道士が着用している服の色と似ていることから、マンディアンと名付けられました。
ちなみに、それぞれ「アーモンド=ドミニコ(白)」「ヘーゼルナッツ=カルメル(茶色)」「ドライいちじく=フランシスコ(灰色)」「レーズン=アウグスチノ(濃い紫)」をイメージしています。
DELISH KITCHENのマンディアンレシピ
ここで、おすすめのマンディアンレシピをご紹介します。一般的にチョコレートを溶かして固める際はテンパリングが必要ですが、今回はテンパリング不要のレシピをご紹介します。
【型を使うレシピ】
まずは、型を使うレシピからです。いずれも専用のトレーを使わずにシリコンカップで作るため、簡単に見た目が均一になります。
マンディアン
こちらのマンディアンは、基本の材料に近いアーモンド、くるみ、ピスタチオ、レーズン、ドライクランベリーをトッピングしています。
ナッツ類が多めなので香ばしさがアップし、甘酸っぱいクランベリーが加わることで後味はすっきりです。ミルクチョコレートの優しい甘みとマッチした、味わい深いマンディアンです。
タブレットショコラ
キュートでさわやかな甘さが特徴のルビーチョコレートを使ったマンディアンです。ミックスナッツやドライフルーツのほか、市販の転写シートやチョコペン、トッピングシュガーを使っておしゃれに仕上げましょう。
転写シートはチョコレートが固まってからゆっくりとはがせば、きれいに仕上がります。華やかなデコレーションでバレンタインやちょっとしたプレゼントにもおすすめです。
ひなあられマンディアン
ひな祭りの定番お菓子、ひなあられを使った和洋折衷のマンディアンを作りました。作り方は簡単で、レンジで溶かしたホワイトチョコレートをシリコンカップに入れて、ひなあられを乗せたら冷やし固めるだけ。
材料はチョコレートとひなあられのみ、湯煎の必要もなしなので、食べきれなかったひなあられでも楽しめます。カラフルなひなあられがちょこんと乗った、かわいらしいマンディアンです。
【簡単アレンジレシピ】
簡単アレンジレシピマンディアンを簡単にアレンジしたレシピをご紹介します。
マシュマロクッキーのマンディアン風
オーブンでさっくり焼いたマシュマロクッキーにチョコレートを乗せてトッピングをしました。甘いものが好きな方には、たまらないお菓子に仕上がります。
チョコレートの種類を変えれば、味や見た目が異なるバージョンが作れるので、デコレーションの楽しみ方も広がります。サクッとした食感と口の中でとろけるチョコレートをお楽しみください。
マンディアンは基本もアレンジも楽しめるお菓子!
マンディアンはチョコレートにナッツやドライフルーツをトッピングしたお菓子で、「修道士・托鉢修道士」という意味があります。基本のトッピングの色が、托鉢修道会の修道士が着用している服の色と似ていることから名前が付けられました。
シリコンカップがあれば初心者でも簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてください。自分なりのトッピングを楽しみましょう。