マヒマヒとは?おいしい食べ方やレシピをご紹介
作成日: 2021/11/22
マヒマヒという魚の名前を聞いたことがあるでしょうか。日本ではあまりなじみがなく、スーパーなどで見かけることもありませんね。実は、マヒマヒというのはハワイでの呼び名なのです。
この記事では、マヒマヒとはどのような魚なのかや、おいしい食べ方、レシピなどをご紹介します。
マヒマヒについて
マヒマヒとは、どのような魚なのでしょうか。
マヒマヒとは
マヒマヒは、スズキ目シイラ科に属する魚で、日本では「シイラ」という名前で知られています。世界中の温かい地域に分布する回遊魚で、大きいものでは2m近い魚体を持つものもいます。
日本ではあまりなじみがありませんがハワイでは人気があり、高級魚としてもよく知られた魚です。
マヒマヒの旬・産地
温かい地域に分布するマヒマヒは、日本では九州や四国地方など、南日本の沿岸や沖合に生息しています。
旬の時期は7~10月頃で、この時期になるとスーパーや魚屋の店頭に並ぶようになります。
マヒマヒの味
マヒマヒはくせのない味わいの白身魚で、もっちりとした弾力のある食感を持っています。
一般的な食べ方はフライやソテーですが、どんな料理でもおいしくいただける魚です。新鮮なものは生で食べることができ、その味わいはブリやカンパチなどとも似ています。しかし、鮮度の落ちたマヒマヒは身の弾力がなくなり、おいしさも失われてしまいます。
マヒマヒの食べ方とDELISH KITCHENのレシピ
淡白な味わいのマヒマヒは、洋風、和風、中華など、どんな料理でもおいしくいただけます。
焼く
マヒマヒのおいしい食べ方のひとつが、ムニエルやソテーなどの料理です。シンプルに塩こしょうだけで仕上げたり、酸味や辛味をきかせたりと、いろいろな味付けが楽しめます。
・シイラの西京漬け
マヒマヒ(シイラ)を和風に仕上げた一品をご紹介します。マヒマヒそのものは淡白な味わいなので、甘さのあるこってりとしたみそに漬けることで、よりおいしさが引き立ちます。
炒める
一口大に切ったマヒマヒを、お好みの具材と一緒に炒め物にしてみましょう。味付けもお好みで楽しめます。
中華風やスパイスを使ったエスニック風、トマトとハーブを使ったイタリア風の炒め物などもおすすめですよ。普段は肉の炒め物が多いという方も、肉の代わりにマヒマヒを使った一品はいかがでしょうか。
揚げる
白身魚を使った揚げ物といえばフライです。ハワイではボリュームたっぷりのハンバーガーが人気ですが、マヒマヒのフライを使ったフィッシュバーガーも人気メニューのひとつとなっています。
さっぱりとした味わいの白身魚であるマヒマヒのフライは、タルタルソースとの相性が抜群です。また、マヨネーズとケチャップを使ったオーロラソースやカレーソースなどにもよく合います。マヒマヒ自体はくせのない味なので、ソースでアレンジするのもおすすめですよ。
煮る
フライやソテーが一般的なマヒマヒですが、煮付けにしてもおいしい魚です。
マヒマヒという名前から、洋風料理のイメージを持つかもしれませんが、カレイやブリなどのように煮付けに仕上げることができますよ。こってりとした煮付けは、ご飯との相性が抜群です。
ハワイでは高級魚!マヒマヒはシイラのことだった
あまり聞きなじみのないマヒマヒは、ハワイでよく食べられている魚で、日本ではシイラと呼ばれています。ハワイでは高級魚ですが、日本では比較的に手ごろな値段で手に入れることができます。
白身で淡白な味わいのマヒマヒは、煮たり焼いたり、揚げてもおいしく食べられます。新鮮なマヒマヒが手に入った際には、ぜひいろいろな調理方法で味わってみてください。