湯漬けとはどんなもの?由来やレシピをご紹介
作成日: 2021/11/26
湯漬けという食べ方をご存じでしょうか。実は歴史が古く、冷めたご飯をおいしく食べられるものですが、名前を聞いたことがない方も多いかもしれません。
この記事では、湯漬けとはどのようなものかみていきましょう。また、湯漬けの由来やレシピもご紹介します。
湯漬けについて
湯漬けとは、どのようなものでしょうか。
湯漬けとは
湯漬けは、ご飯に熱いお湯をかけて食べる食べ方のことです。平安時代のころから食べられていたといわれていて、歴史のあるものです。
また、湯漬けの食べ方はお茶漬けによく似ていて、お茶漬けの原型ともいわれています。
湯漬けの由来
湯漬けは冷えて固くなったご飯を少しでもおいしく食べようと、お湯をかけることで米を温め、柔らかくして食べたのがはじまりだといわれています。昔はご飯を保温することができなかったため、お湯をかけて温めなおしたご飯を楽しんでいました。
平安時代には武家の間でも一般的な食べ方になり、徐々に庶民にも広がりました。戦国時代になると、戦国武将の間でも広く食べられるようになり、なかでも織田信長が湯漬けを好んで食べていたといわれています。
湯漬けはお茶漬けのルーツで、お茶漬けは煎茶が日本全国で親しまれるようになった江戸時代中期以後に広まりました。それまでは、お茶が庶民の間では高価でなかなか手に入らなかったため、ご飯にお湯や水をかけて食べるのが一般的でした。
DELISH KITCHENの湯漬けのレシピ
ご家庭で簡単に楽しめる湯漬けのレシピをご紹介します。
高菜とおかかの湯漬け
お湯をかけるだけで作れる湯漬けに、高菜とおかかをトッピングすることでおいしくいただけます。小腹が空いたときや忙しいときにすぐに作れて、サラッと食べることができますよ。
湯漬けはお茶漬けのルーツ!いろいろなアレンジで楽しもう
湯漬けとはご飯に熱いお湯をかけていただく食べ方で、お茶漬けの原型でもあるということが分かりました。その歴史は古く、平安時代のころから親しまれてきたもので、戦国時代の武将である織田信長が好んでよく食べていたということでも有名です。
現代ではご飯にお茶をかけて食べることが多いですが、湯漬けはお茶漬けよりも簡単に作れます。お好みでトッピングを工夫して、ご家庭でもぜひ楽しんでみましょう。