黒にんにくとは?おすすめの食べ方も紹介!
作成日: 2020/04/25
真っ黒な見た目がインパクトのある「黒にんにく」をご存じですか。生にんにく特有の強烈なにおいがなく、とても食べやすいにんにくとして知られています。こちらの記事では、スーパーフードとしても話題を集める黒にんにくの味や香りなどの特徴について、またおすすめの食べ方などをご紹介します。一度食べるとやみつきになることまちがいなし!
黒にんにくとは?
黒にんにくとは、生のにんにくを高温・高湿の環境で1カ月ほど熟成させたものです。製造過程で添加物などは一切加えず、メイラード反応によって真っ黒になると考えられています。生のにんにくは味・香りともに刺激が強く、たくさん食べるとにおいが気になるという人も多いでしょう。しかし、熟成された黒にんにくはにんにく特有のにおいが少なく、甘酸っぱい香りへと変化するのが特徴です。また、味も糖度が増えてまるでドライフルーツのような食感となります。
黒にんにくは栄養価の高さでも注目を集めていて、2006年には日本人の研究者によってその効果が明らかにされ一般にも広く知られるようになりました。黒にんにく発祥の地として有名なのは三重県で、にんにくの産地として知られる青森県でも同様に生産されています。にんにくの旬は6〜8月頃なので、収穫後約1カ月熟成させ、特に夏から秋にかけておいしい黒にんにくを味わうことができるでしょう。
黒にんにくのおすすめの食べ方は?
黒にんにくは強烈なにおいや胃への刺激が少ないため、そのまま食べることができます。黒にんにくの成分を効果的に摂取するためにも、できるだけ生のままで食べることをおすすめします。また、においや刺激が少ないとはいえ完全になくなるわけではありません。食べ過ぎると胃もたれや胸焼けを起こすこともあるので注意しましょう。1日の適量とされているのは1〜2片で、毎日継続して食べることが推奨されています。一度にたくさん食べても効果は得られないので、少しずつ毎日食べることがポイントです。
おすすめの食べ方はサラダやドレッシングに加えることです。黒にんにくを薄くスライスしてサラダのトッピングに、細かく刻んでドレッシングに加えてみましょう。黒い色もアクセントになって、いつもとは違うおしゃれな料理に変身します。また、みかんのようににんにくの皮をむいて、そのままデザート感覚で食べるのもおすすめです。他にも、刻んだ黒にんにくをハンバーグやカレーなどの料理に混ぜる、炒め物に加えるなどで、にんにくの風味を生かした隠し味になるでしょう。
より手軽に使いたい場合は、黒にんにくを醤油に漬けてしばらく置き、黒にんにく醤油を作ることもできます。お刺身の醤油として、炒め物や煮物などにも使えてとても便利です。
黒にんにくを食べて毎日元気に過ごそう
真っ黒な見た目の黒にんにくですが、味や香りはマイルドでとても食べやすいのが特徴です。そのまま食べることもできる黒にんにくは、刻むだけで料理のトッピングにささっと使えるのも人気の理由でしょう。また、隠し味として料理に混ぜ込むとワンランクアップの味に仕上げることができます。毎日少しずつ食べれば元気に過ごすことができるはずです。