グリュイエールチーズとは?種類や食べ方をご紹介
作成日: 2022/01/18
チーズにはさまざまな種類があり、グリュイエールチーズはヨーロッパで愛されているチーズのひとつです。普段の料理にあまりなじみがないため、名前を聞いたことがない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、グリュイエールチーズについて特徴や種類、食べ方などをご紹介します。
グリュイエールチーズとは
グリュイエールチーズは、エメンタールチーズと並ぶスイスの2大チーズのひとつです。ハード系の円形チーズで、種類によって異なりますが直径は約50~60cm、重量は約25~40kgと大きなサイズが特徴です。
マイルドな口当たりで少し酸味があり、ナッツのようなコクとクリーミーな味わいです。熟成期間が短いものは乳白色をしており、生乳の甘味が堪能できます。熟成が進むにつれて色が濃くなり、香りも強くなります。
比較的にリーズナブルでくせが少ないため、さまざまな料理に幅広く使われているチーズです。
グリュイエールチーズの種類
グリュイエールチーズは熟成期間や作り方によって種類が分けられています。それぞれの製造方法や味の違いをみていきましょう。
グリュイエール
グリュイエールは基本的なグリュイエールチーズで、5〜6ヶ月ほど熟成させたものです。味はあっさりしていて、マイルドで食べやすいのが特徴です。
グリュイエール・レゼルヴ
熟成期間が10ヶ月以上のものは「レゼルヴ」と名付けられます。チーズの風味は熟成期間によって変化し、長期熟成したハードタイプのグリュイエール・レゼルヴは、ほかの種類よりも濃厚な味わいです。独特の香りや旨味も強くなり、コクも増しています。
グリュイエール・ダルパージュ
グリュイエール・ダルパージュは5~10月の夏季に、スイスの標高1,000~2,000mの山岳高地で放牧させた牛のミルクで作ったチーズのことです。
新鮮で栄養のある牧草を食べてストレスなく育った牛のミルクは濃厚な味わいで、独特な香りとコク、旨味があります。
グリュイエールチーズの食べ方
グリュイエールチーズはそのまま食べることができ、生乳のクリーミーな風味が楽しめます。おやつやおつまみにはもちろん、サンドイッチやサラダなどに使うのもおすすめです。
また、リュイエールチーズの食べ方として最も有名なのがチーズフォンデュです。そのほか、ラクレットやグラタン、クロックムッシュなどさまざまな料理に使われています。加熱して食べるとさらに旨味が増し、違った味わいになります。
グリュイエールチーズは大きい円形のスイスのチーズ
グリュイエールチーズはスイスの2大チーズのひとつで、マイルドな口当たりとクリーミーな味わいが特徴です。熟成期間や製造方法によって、グリュイエール、グリュイエール・レゼルヴ、グリュイエール・ダルパージュの3種類に分けられます。
くせがないので、そのまま食べると生乳のやさしい味わいを堪能できます。チーズフォンデュやグラタン、ラクレットなどさまざまな使い方ができるので、ぜひご家庭でも味わってはいかがでしょうか。