ドラゴンフルーツはどんな味?選ぶときのポイントもご紹介
作成日: 2022/01/19
あざやかな色合いと竜のような果皮が特徴のドラゴンフルーツ。あまりなじみのないフルーツかもしれませんが、最近ではスーパーなどでも販売されています。食べたことがない場合は、どのような味なのか想像できないでしょう。
この記事では、ドラゴンフルーツの特徴や味のほか、選ぶときのポイントから食べ方までご紹介します。
ドラゴンフルーツについて
まずはドラゴンフルーツについてご紹介します。
ドラゴンフルーツとは
ドラゴンフルーツはメキシコや中南米が原産地のフルーツで、正式な名称は「ピタヤ」といいます。日本でも沖縄県や九州などで栽培されています。
夏から秋にかけて旬を迎える果物で、実の大きさが10~15cmほどの卵型をしています。竜のうろこのような果皮が特徴で、その見た目からドラゴンフルーツと名付けられました。半分に切ってみると、果肉全体にゴマ粒ほどの大きさの黒い種がたくさん入っています。
ドラゴンフルーツの種類
あまり知られていませんが、ドラゴンフルーツには種類があります。
「ホワイトピタヤ」「レッドピタヤ」「ピンクピタヤ」「イエローピタヤ」「ゴールデンドラゴン」の5つです。
5種類のなかで最も流通が多いのはホワイトピタヤで、果皮が赤く果肉が白色なのが特徴です。スーパーなどでも購入できるドラゴンフルーツです。
ドラゴンフルーツの栄養
ドラゴンフルーツ、可食部100gあたりのカロリーや栄養についてご紹介します。
・カロリー…52kcal
・炭水化物…11.8g
・たんぱく質…1.4g
・食物繊維…1.9g
・糖質…9.9g
・脂質…0.3g
ドラゴンフルーツの味
ドラゴンフルーツは酸味がなく、甘さをしっかりと感じられる味わいが特徴です。果肉はやわらかくサクッとした食感です。
ただ、ドラゴンフルーツは収穫後に追熟しないため、特に海外産のものなど未熟な状態で収穫されたものは、甘味が少なくて味が薄く感じる傾向にあります。
一方で、国内産や産地直送のものは完熟したものが多く糖度が高いため、しっかりとした甘味があります。購入するときは産地を確認し、そのようなものを選ぶとよいでしょう。
甘味が少ないドラゴンフルーツの場合は、ほかのフルーツなどと合わせてスムージーにするのがおすすめです。こちらでは、ドラゴンフルーツのスムージーを使ったピタヤボウルをご紹介しています。
ドラゴンフルーツの切り方と食べ方
ドラゴンフルーツは切ってから皮をむくのがおすすめです。よく果皮を洗ったあと、縦半分に切りましょう。それをさらに縦半分に切ってから、端を持って皮をむいていくと簡単です。
種はどうしたらよいのか迷うこともあるかもしれませんが、ドラゴンフルーツの種はそのまま食べることができます。果肉を切り分けるほか、種子ごとスプーンですくって食べるのもおすすめです。
切り方については、こちらを参考にしてください。
ドラゴンフルーツで南国の味を楽しもう
ドラゴンフルーツの正式名称はピタヤといい、メキシコや中南米が原産地のフルーツです。5種類ほどあり、果皮や果肉の色合いが異なっています。
日本でも栽培されており、国産や産地直送のものは完熟していて甘味が強い傾向にあるので、選ぶ際は産地を確認するのがおすすめです。ぜひ、ご家庭でもドラゴンフルーツを味わってはいかがでしょうか。
【出典】
日本食品標準成分表 2020年版(八訂)