DELISH KITCHEN

ひと煮立ちとはどんなもの?ポイントもご紹介

作成日: 2022/01/28

煮物や汁物などの作り方のなかに「ひと煮立ち」という工程がよく出てきます。なんとなく煮立たせるということは分かっても、具体的に時間や火加減など、どのくらいで行えばよいのでしょうか。

この記事では、ひと煮立ちという工程について解説するとともに、ひと煮立ちさせるときのポイントをご紹介します。

目次

  1. ひと煮立ちとは
  2. ひと煮立ちさせるときのポイント
    1. 火加減
    2. レンジ
    3. アルコールを飛ばす
  3. ひと煮立ちは再度沸騰させて煮ること

ひと煮立ちとは

ひと煮立ちというのは、煮物や汁物などを作る際に用いる、火加減のひとつです。追加で具材を入れたことで煮汁や汁物の温度が下がったときに、もう一度沸騰させて短時間だけ煮立たせることを指します。このとき鍋にふたはせず、沸騰させる時間の目安としては30秒ほどです。

英語では「Boiled for a while」と表し、煮物の仕上げに青菜を加えたときなどにひと煮立ちさせると、食材の色味が鮮やかに仕上がります。

ひと煮立ちさせるときのポイント

ひと煮立ちのコツをポイントに分けて解説します。

火加減

ひと煮立ちさせるときの火加減は中火が基本です。短時間で沸騰させるために強火にしたときも、ブクブクと鍋底から泡が立ったら火加減を調整します。沸騰してからは同じ状態を保つようにしましょう。

レンジ

ひと煮立ちは、鍋の煮立つ具合をしっかり見て火加減の調整を行う必要があるため、レンジで行うのは向いていません。

アルコールを飛ばす

煮汁にアルコールを含む場合は、ひと煮立ちさせる前に煮汁を先によく加熱しておきましょう。そうすることでアルコールを飛ばすことができ、料理に残る心配がありません。

ひと煮立ちは再度沸騰させて煮ること

ひと煮立ちは、煮物や汁物などを作る際に用いる火加減のひとつです。仕上げの具材を加えたときなど、鍋の温度が下がった際にもう一度沸騰させて30秒ほど煮ることを指します。

なお、鍋の状態を確認しながら行う必要があるため、レンジは不向きです。レシピによく使われる工程のひとつなので、知っておくと参考になるでしょう。

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