DELISH KITCHEN

日本酒1合はどのくらいの量?カロリーや糖質もご紹介

作成日: 2022/02/25

日本生まれのお酒である日本酒。フルーティーな香りのものや辛口のものなど、銘柄によってさまざまな味わいが楽しめることで人気があります。居酒屋などでは日本酒のメニューで「1合」という単位を目にすることがありますが、これはどのくらいの量なのでしょうか。

今回は、日本酒の単位として使われる1合の量について解説するとともに、カロリーや糖質もご紹介します。

こちらの記事でご紹介する内容は、アルコールを含む飲料に触れています。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。

目次

  1. 日本酒の単位
    1. 1合とは
    2. 1勺とは
    3. 1升とは
    4. 1斗とは
  2. 日本酒のカロリーと糖質
    1. 普通酒と純米酒の違い
    2. 普通酒
    3. 純米酒
  3. 単位やカロリー・糖質を知って日本酒を楽しもう

日本酒の単位

ここでは日本酒の単位として使われる、1合(いちごう)、1勺(いっしゃく)、1升(いっしょう)、1斗(いっと)について解説します。

1合とは

日本酒1合は、180mlです。一般的な計量カップの容量は200mlなので、180mlは計量カップ1杯弱の量です。居酒屋などでメニューに書いてある単位も1合が多いでしょう。

1勺とは

日本酒1勺は、1合の10分の1の量です。1合が180mlなので、1勺は18mlということになります。大さじ1杯が15mlなので、それよりも少し多めの量を想像するといよいでしょう。おちょこに入る容量を示す単位として使われます。

1升とは

日本酒1升は、1合の10倍の量です。1合が180mlなので、1升は1800mlを指します。米の単位としても使われるので、聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。正月やお祝いの席で見られる日本酒の一升瓶には1800mlが入っています。

1斗とは

日本酒1斗は、1升の10倍の量です。1升が1800mlなので、1斗は18Lのことです。どのくらいの量なのかイメージしづらいですが、一斗缶と呼ばれる業務用の植物油などが入った銀色の四角い缶を想像してみるとよいでしょう。

日本酒のカロリーと糖質

ここからは、日本酒のカロリーや糖質など栄養素について普通酒と純米酒に分けてご紹介します。

普通酒と純米酒の違い

日本酒は、造り方の違いによって「普通酒」と「純米酒」に大きく分けられます。普通酒とは、醸造アルコールを添加して作られる酒のことで、吟醸酒や純米酒、本醸造酒などの特定名称酒に分類されない日本酒です。

純米酒は、米と米麹を発酵させて作られた純粋な日本酒で、特定名称酒のひとつです。普通酒に添加される醸造アルコールとは、食用に用いられるアルコールのことで、純米酒には入っていません。

普通酒よりも特定名称酒である純米酒の方がおいしいのでは、というイメージがあるかもしれませんが、日本酒の造り方を基準に定められたものなのでそんなことはありません。普通酒のなかには賞をもらうくらい品質の優れたものもあります。

普通酒

日本酒の普通酒、100gあたりのカロリーや糖質などは以下の通りです。

・カロリー…107kcal
・炭水化物…4.9g
・たんぱく質…0.4g
・糖質…4.9g
・脂質…0g

純米酒

日本酒の純米酒、100gあたりのカロリーや糖質などは以下の通りです。

・カロリー…102kcal
・炭水化物…3.6g
・たんぱく質…0.4g
・糖質…3.6g
・脂質…0g

単位やカロリー・糖質を知って日本酒を楽しもう

日本酒1合の容量は180mlです。1合のほかにも1勺、1升、1斗など、日本酒には量を表すさまざまな単位があります。製法によって普通酒と純米酒に分けられ、カロリーや糖質も少しずつ異なります。

日本酒の量を表す単位は珍しく、聞き慣れない言葉もあります。実際の容量を知って、おいしいお酒を楽しみましょう。

【出典】
日本食品標準成分表 2020年版(八訂)

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